阪神、交流戦の苦戦を乗り越え絶好調!藤川監督が明かす選手たちの奮闘

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阪神タイガースは4日、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ戦にて7-1で完勝し、見事な6連勝を達成しました

これにより、2位の広島東洋カープとのゲーム差を6と広げ、優勝戦線において一歩リードする形となりました

7月に入ると共に、チームの調子も明らかに好転し、新たな活気が感じられています

この日の先発を務めた村上頌樹投手(27)は、6月中に4試合に先発出場し、月間防御率2.17という安定した投球を見せつつも、打線の援護不足や不運に泣き、未勝利でした

しかし、この日の試合では0-1のビハインドのままで8回に代打を送られるも、そのイニングで猛虎打線が勝ち越しの2点を挙げ、村上は5月30日の広島戦以来となる8勝目を手にし、今季の勝利数でトップタイに並びました

試合後、藤川球児監督(44)は「選手それぞれが役割を果たしてくれた」と強調し、決勝犠飛を記録した佐藤輝明選手や、代走として投入された植田や熊谷に対して称賛の言葉を贈りました

「選手たちの1打席、1打席に対する『次に行くんだ』という意識をベンチからも感じる」とも述べ、このような意識が選手全体の士気を高めていると語りました

前月の6月には中継ぎ陣の不調に悩まされ、大きな7連敗を喫しましたが、7月初戦となる1日の巨人戦(甲子園)でエースの石井が復帰を果たし、2-1で勝利を収めました

また、翌日の試合でもリクエストが成功し、森下の「決勝ニンジャ走塁」により1-0で勝利

投打共に12球団屈指の選手層を持つ阪神が、ようやく調和を取り戻し、有機的に連携しつつあることを示すゲームが続いています

打線の中心選手である大山選手を「休養目的」でベンチスタートさせる余裕も見せながら、藤川監督はこの日の勝利を分かち合いました

熱い夏のシーズンはまだ始まったばかりです

阪神タイガースが6連勝を果たし、優勝戦線でのアドバンテージを得る中で、藤川監督の指導力と選手の成長が目立ってきました。交流戦後の復調劇は、チーム全体の士気を高め、今後のシーズンに期待を持たせていると言えます。
キーワード解説

  • 交流戦とは?プロ野球において、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦のことを指します。この戦いでは、各球団の力を測る大きな試合となります。
  • 防御率とは?野球における投手の成績を示す指標で、投球回数に対して許した自責点を表します。数値が低いほど優れた投手とされています。
  • リクエスト制度とは?試合中に監督がプレーの判定をビデオで再確認することを求める制度で、判定の正確性を高めるために導入されています。

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