特に先発左腕・藤井は、試合開始から僅か2回で崩れ、満塁の状態からレイエスに逆転満塁本塁打を被弾し、6失点での降板となった
試合の流れ
試合序盤、楽天打線は14安打を放ちながらも、得点が6点と奮闘したしかし、同点に追いついた7回に4番手の加冶屋が清宮に決勝となる2ランホームランを浴び、一歩及ばなかった
藤井は試合後、"2回には大胆に攻めるつもりだったが、慎重になりすぎた面があった"と反省の言葉を口にした
先発投手陣の課題
このシリーズでの先発投手陣は、早川が3回で6失点、滝中が3回1/3で5失点、藤井が1回1/3で6失点と、見事に早い段階で打たれ降板3連戦で合計27失点、さらに驚くべき事に7本ものホームランを被弾したことは、三木監督も「この3連戦は先発が試合をつくれずに、こういう結果となった」とチームの現状を憂慮している
監督のコメント
三木監督は「この現実を受け止め、今後どう取り組んでいくかしっかり考えなければならない」と真剣な表情で語り、チーム全体の士気を引き上げ、投手陣の再建を急がなければならないことを強調した楽天は今季、主に先発投手の不安定さに苦しんでいるようです。特に藤井の意気込みとは裏腹に、思わぬ失点が試合の流れを大きく変えてしまいました。今後の試合に向け、投手陣の立て直しがカギとなるでしょう。
キーワード解説
- 投壊とは？：投壊とは、野球において投手陣が相手チームに多くの得点を許してしまう状況を指します。この場合、先発投手が早い段階で降板し、それに続く投手も安定した投球ができないことからチーム全体の投手力が落ちている状態といえます。
- 逆転満塁弾とは？：逆転満塁弾とは、満身のランナーが全てベース上にいる状態で、バッターが本塁打を打ち、チームが逆転することを指します。この状況は特に劇的で、試合の流れを一気に変える力があります。
