巨人、代役守護神の失点で逆転負けを喫す

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◇セ・リーグ 巨人2―3広島(2025年7月6日 東京D) 巨人は代役守護神の大勢が打たれ、逆転負けを喫しました

試合は2―1の9回に突入し、3番手としてマウンドに上がった大勢は、まず2安打に加え死球を受けて無死満塁のピンチを迎えます

そこで、広島の主軸・菊池選手に中前2点適時打を浴び、試合は一転

これにより大勢は今季12試合ぶりの失点を記録し、これで3敗目となりました

試合後、大勢は「マウンドに上がった以上はいい日も悪い日もある

その中で結果を出していくのがプロ

結果が全て」と、失意の表情で語りました

さらに、3日の阪神戦で左足に打球を受けたマルティネス選手が、2試合ぶりにベンチ入りしたものの、阿部監督は「今日も大事を取って」と登板を見送り、結果的には昨季までの守護神である大勢が逆転負けの要因となってしまいました

指揮官は試合後、「しょうがない」というコメントを残しました

また、8回終了時にリードを保った試合での敗北は、今季34試合目にして初めてです

先発の赤星選手は6回に中村奨選手に同点ソロを打たれ、チームの本拠地での連続無失点記録は5試合、合計で53イニングでストップしました

打線の方も、9安打を放ちながらも得点はわずか2点にとどまり、7試合連続で2点以下の得点となりました

現在、巨人は今季ワーストタイの借金1を抱え、首位の阪神とは8ゲーム差がついてしまいました

阿部監督は、「野球って、ピッチャーが抑えたらバッターが打てないとか、本当にいろんなことが存在する」と、もどかしさを露わにしました

今回の試合は、巨人の代役守護神が重要な場面で失点し、逆転負けを喫したという結果でした。このような劇的な展開はプロ野球の醍醐味ですが、選手のコンディションやチーム戦略の重要性も再認識される試合でした。特に今季の巨人は、安定したピッチングと打線の奮起が求められています。
キーワード解説

  • 代役守護神とは? 通常はチームの最終回を投げる役割である守護神が怪我や不調の場合に代わりにその役割を担う投手を指します。
  • 中前打とは? 打球が内野手や外野手を越えて、外野の中央部分に落ちる安打のことを言います。
  • 無失点記録とは? 投手が一定のイニングを投げている間に、自チームに得点を許さないことを言い、特に守備が堅い時期を示します。
  • 借金とは? 勝ち数が負け数を下回る状態を指し、=チームの順位や勢いに影響を及ぼすことがあります。

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