予定されていたスペンサー・ハワード投手(28)の上半身のコンディション不良により急遽先発が決まった今野選手は、この大役を見事にこなしました
今野選手は、12年目の右腕として迎えたこの試合で、西武打線を2回33球、2安打無失点に抑えるという好投を見せました
その中でも特に注目すべきは、2回に訪れた1死満塁のピンチです
今野選手はフルカウントから源田選手を146キロの直球で詰まらせ、結果的に二ゴロ併殺に仕留めることに成功しました
このプレーは、彼の冷静さとピンチを凌ぐ技術を示すものとなりました
試合後、今野選手は「いつもと変わらない気持ちで臨みました
ただ投げる順番が一番最初なだけという思いでやりました
ボール先行になってしまった点は反省しています
この後は同じ中継ぎのメンバーをしっかりと応援したいと思います」とコメントし、冷静で前向きな姿勢を見せました
今野選手の無失点投球は、緊急事態にもかかわらず自身の役割をしっかりと果たしたことを示しています。彼の冷静な対応が、チームの士気を高める要因となるでしょう。
キーワード解説
- スクランブル登板とは?急遽登板することを示し、特定の選手が故障や調子不良で間に合わない場合に、他の選手が予定外に投げることを指します。
- フルカウントとは?バッターに3ボール3ストライクの状態を指します。この状態になると、どちらかが有利になるため、投手と打者との緊張感が高まります。

