阪神、佐藤輝明の活躍で2年ぶり10連勝を達成

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(セ・リーグ、広島1-3阪神、14回戦、阪神10勝4敗、9日、マツダ)阪神タイガースは、26歳の内野手・佐藤輝明の活躍により、2位の広島を3-1で下し、2年ぶりの10連勝を達成した

この試合で佐藤は、二回に22号ソロを打ち、その後は三回に決勝点を挙げる二ゴロも記録し、2安打2打点をマークした

これにより、佐藤は今季22本塁打と58打点を挙げ、セ・リーグの単独2冠に輝いた

阪神は、この結果により、69年ぶりとなる10試合連続で2失点以下を達成し、リーグの貯金を独占する形となった

2位の広島とは最大8.5ゲーム差をつけ、完全に独走状態に突入した

試合の様子を伝えると、佐藤は「一発でいいバッティングができた」と語り、豪雨の影響で試合開始が30分遅れたおかげでよりイメージトレーニングを行えたとも述べた

降雨の中スタートした試合、佐藤は二回の最初の打席で143キロの直球を捉え、右翼席へ打球を放った

その後、チームが同点に追いつかれた三回には、1死満塁の好機で外角低めの球を打ち、平凡な二ゴロに終わるも全力疾走で併殺崩れを生み出し、決勝点を呼び込んだ

九回には再度の全力疾走で内野安打を記録し、3試合連続のマルチ安打を達成した

また、佐藤は対内角高めの直球に苦しむ傾向があったが、現在はその弱点を克服し、「しっかりとコンタクトする意識を持ってスイングすることが大事」と話している

これにより、プロ入りから内角高めへの対応力が向上していると話し、現状の打撃調子に自信を見せた

阪神は最近の試合で素晴らしいパフォーマンスを発揮しており、特に佐藤選手の成長がチームに与える影響は非常に大きいです。彼の苦手としていた内角高めの打撃改善が、結果に結びついているのは明らかであり、これからもこの調子で進んでいけば、優勝争いにも期待が持てそうです。
キーワード解説

  • 佐藤輝明とは?内野手として阪神タイガースに所属する選手で、打撃力に定評があります。
  • 10連勝とは?プロ野球のシーズン中に、チームが連続して勝利した試合数として表される数字のことで、記録的な快進撃を示します。
  • 2冠とは?打撃成績において、同一選手が同シーズン内に2つの部門でトップの成績を収めることを指し、特に打点と本塁打の部門での成績が重視されます。

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