広島、阪神に逆転負けを喫し8連敗。新井監督が試合後にコメント

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◆JERAセ・リーグ 広島3―6阪神(10日・マツダスタジアム)広島東洋カープは、10日に行われた阪神タイガース戦で痛恨の逆転負けを喫した

この試合では、6回に約1か月ぶりにスタメン出場した秋山選手の今季初適時打が飛び出し、3得点で逆転を果たしたものの、7回に島内投手と森浦投手が計5失点を喫し、試合の流れを引き戻されてしまった

特に岸内は防御率が0.30という抜群の安定感を誇っていたが、この日の登板で打たれたことが響いた

また、森浦選手はチーム最多の20ホールドを記録していたが、2人のピッチャーが連続で失点したことで、試合結果に大きく影響した

これにより、広島は阪神戦での同一シーズン8連敗となり、これは1981年以来44年ぶりの出来事であり、過去に9連敗したのは2005年から2006年のことだ

現在、広島は6月20日以来の借金1を抱えており、3位タイに転落している

首位とのゲーム差は9.5まで広がった

新井貴浩監督のコメント

試合後の新井監督は、島内投手と森浦投手のパフォーマンスについて言及した

「2人ともいつも頑張ってくれている」としながらも、先頭打者に与えたフォアボールが「もったいなかった」と反省の意を述べた

また、約1か月ぶりにスタメン出場した秋山選手の結果については、「練習を見ても徐々に上がってきているなと感じていた」と評価し、「素晴らしいヒットだった」と称賛した

先発投手の森選手についても好投を評価し、「ナイスピッチングだったと思います」と次回の頑張りを期待した

最後に、「長いシーズン、今のようにかみ合わない状況もあるが、毎日厳しい戦いが続くと感じている」と語り、チームの士気を高めるよう努めた

今回の試合は、多くの課題が浮き彫りになった試合でした。特に、ピッチャーの信頼性や試合運びが問われる内容であり、新井監督のコメントには選手への期待と信頼が見えました。シーズン中にこのような波はつきものですが、チームが新たな挑戦を乗り切っていけるか注目です。
キーワード解説

  • 防御率とは? 防御率は投手がどれくらい得点を防げるかを示す指標で、数字が小さいほど優れた成績を意味します。
  • ホールドとは? ホールドは、試合をリードしている状況で途中から登板し、そのリードを守った投手に与えられる記録です。

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