青山学院、二岡択実が投手として好投し初戦突破

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◇第107回全国高校野球選手権東東京大会2回戦 青山学院6―1多摩大目黒(2025年7月11日 神宮) 青山学院が初戦を勝利で飾り、次のステージへと進出した

注目は、巨人の元選手で現在は二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチを父に持つ二岡択実(3年)の活躍であった

二岡選手は「8番・投手」として先発し、最速130キロの直球を武器に、変化球も織り交ぜたピッチングを展開した

試合内容としては、二岡選手は7回を投げ、4安打、3四死球、1失点という成績を収めた

試合前には「味方が初回から点を取ってくれたので、楽な気持ちで投げられた」と振り返り、8回からは左翼手に回るといった器用なプレーも見せた

彼が投手としてマウンドに立つのは、1年夏以来のことである

二岡選手の野球人生は早くから始まっており、小学3年生の時に父の影響で野球を始め、内野手としてプレーしていた

しかし、高校に上がるとチーム事情から投手に専念することとなった

昨年5月には右肘を痛め、手術を経て長いリハビリを経て、今回の夏に間に合わせた

「ケガで投げられない時期があったので、気持ちは一段と入った」と話す二岡選手の姿には、野球に対する情熱が表れていた

試合前には父の二岡智宏氏から「笑ってやってこい」とエールが送られたことも、二岡選手の自信に繋がったのだろう

彼の目標は、昨年の夏を超える8強入りである

試合をスタンドから見守る智宏氏は、「良かったんじゃないですか

内容、結果どうこうよりも、肘の手術をしてリハビリして、投げられるようになったことが一番良かった」と嬉しそうに述べた

今回の青山学院の試合は、二岡選手の復帰と成長を感じさせるものでした。父の影響を受けて野球を始め、ケガからの復活を遂げた彼の姿は励みとなります。このように、スポーツの中では個人の努力が大切で、その背後には家族や仲間の支えも存在します。
キーワード解説

  • 投手とは?:試合においてボールを投げる役割を担う選手のこと。通常はピッチャーとも呼ばれ、打者との一対一の勝負でチームを守る重要な役割を持つ。
  • 変化球とは?:直球とは異なり、ボールの軌道や速度、回転によって打者を惑わせるために投げられるボールのことを指す。スライダーやカーブなどが代表的な変化球である。
  • リハビリとは?:怪我や手術を受けた後に、その機能を回復するための訓練や治療過程のこと。リハビリを行うことで、選手が再びプレーできるようになることを目的とする。

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