ソフトバンク、楽天に零封負け—打線の沈黙とエースの不振が影響

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆楽天3―0ソフトバンク(11日、楽天モバイルパーク) – ソフトバンクホークスは、5位の楽天ゴールデンイーグルスとの初戦で3対0の完封負けを喫し、今季初の連続無得点試合となりました

この結果は約1ヶ月半ぶりの連敗を意味し、同一リーグの楽天に対しては今季の対戦成績が4勝8敗となりました

エースの乱調と打線の不振

ソフトバンクは、ERA(Earned Run Average、つまり自責点率)が1点台という素晴らしい成績を持つ先発投手リバン・モイネロが先発しましたが、5回3失点と乱れた投球を披露しました

特に、2回には2四球で1死一、二塁となり、入江大樹に先制打を許しました

さらに、スクイズプレイで1点を追加され、5回には失策が絡んでしまい、村林一輝に3点目の適時打を許す結果となりました

打線も前日10日のオリックス戦と同様に低迷していました

楽天の先発、古謝樹の前に5回まで得点を上げることができず、3安打を記録したにもかかわらず、5回2死満塁のチャンスを逃してしまいました

この場面では、廣瀬隆太が三ゴロに倒れて得点を逃すなど、打線の振るわなさが目立ちました

連敗の影響

モイネロは4日の西武戦で今季初黒星を喫し、今回の試合で2連敗となりました

5回での降板は今季最短となり、チーム全体の士気にも影響を与えかねない結果となりました

今後の試合で立て直しが期待される一方、課題の見直しが必要です

ソフトバンクの今回の試合を振り返ると、打線の不振と先発投手モイネロの乱調が目立つ結果となりました。特に、長いシーズンの中で打線が沈黙するケースは致命的で、今後の試合でも良い形での修正が求められるでしょう。それが実現されるかどうか、次の試合が注目されます。
キーワード解説

  • ERA(Earned Run Average)とは?:ピッチャーの投球成績を示す指標で、与えた自責点を投球回数で割った数値です。これが低いほど投手が良い成績を残していることを表します。
  • スクイズプレイとは?:得点を狙うために、バッターがバントをしてランナーを進める戦術のことです。特に得点圏にランナーがいるときに効果的に使われます。
  • 無得点試合とは?:チームが試合中に一切得点を上げられなかった試合のことを指します。このような試合は打撃陣の不振や相手投手の好投によって引き起こされることがあります。

SNSでもご購読できます。