中日・石伊雄太捕手、適時打でリードを広げる

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◇12日 中日―広島(バンテリンドームナゴヤ) 中日の石伊雄太捕手が「8番・捕手」でスタメン出場し、3回にリードを広げる適時打を放った

試合は中日が4-0でリードして迎えた3回1死の場面で、6番・佐藤選手が左翼線への二塁打を放ち、チャンスを作る

続く山本選手が三ゴロに倒れ、2死となったが、8番の石伊選手が2球目のチェンジアップを見事に捉え、左前へ運んだ

この適時打により二走の佐藤選手が生還し、リードは5点に広がった

石伊選手はその後、二塁を狙ってアウトになるが、重要な点を挙げることに成功した

石伊選手は試合前の段階で、7月の打率が3割8分9厘と絶好調を維持している

この月に限らず、シーズン全体での得点圏打率は18打数8安打、つまり4割4分4厘と高い水準を誇っている

得点圏打率とは、ランナーが得点の可能性を持つ状況での打率であり、打者の勝負強さを測る指標となる

中日の石伊雄太捕手が素晴らしいパフォーマンスを見せた試合で、特に彼の適時打はチームにとって大きな意味を持つ。一打席でゲームの流れを変えてしまう影響力を持つ選手であり、今後の活躍にも期待が高まる。
キーワード解説

  • チェンジアップとは?打者にとっては、投球された際に握り方やリリースの仕方が異なるため、通常の直球とは異なるタイミングで振らなければならない難しい球種である。
  • 得点圏打率とは?出塁しているランナーが得点圏にいる場合の打率を指し、特に重要な場面でのバッティング能力を示す指標である。

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