チェコ出身のマレク・フルプ選手、巨人と支配下契約を締結し1軍合流

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2025年7月12日、横浜スタジアムにて行われたセ・リーグの試合において、読売ジャイアンツ(以下、巨人)のマレク・フルプ外野手が支配下登録され、1軍に合流したことが発表された

フルプ選手は、NPB(日本プロ野球)初のチェコ共和国出身選手であり、その存在は今季のプロ野球界でも大きな話題となっている

フルプ選手の日本での挑戦

フルプ選手は、昨年の2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表と対戦して以来、注目を浴びており、今後の活躍が期待される

会見では、「日本の野球に適応することに8か月間努力してきた」と語り、「これからがむちゃくちゃ楽しみ」と意気込みを表明した

チェコの野球の現状

フルプ選手は、チェコの野球があまり人気のあるスポーツではないとしながらも、「自分が活躍することで少しでも人気を盛り上げられれば」と述べた

チェコではテレビ中継が少ない反面、YouTubeやインターネットを通じてハイライト映像が視聴されているため、ファンからの支持があると語った

選手としての特性とキャリア

フルプ選手は193センチ、100キロという体格を持ち、右打ちの選手である

昨年途中に巨人に入団し、今季はイースタン・リーグで65試合に出場し、打率.265、4本塁打、29打点という成績を残している

この成績は、選手としての成長を示すものであり、チームにとっても貴重な戦力となることが期待される

ファンへのメッセージ
球団の公式サイトで自身のあだ名が「マシーン」と紹介されていることについて触れると、「無表情でロボットみたいに走っている姿がそう呼ばれる理由」と冗談交じりに答え、ファンへの感謝の気持ちとともに、新たなあだ名の提案を求める発言もあった

マレク・フルプ選手の巨人入団は、NPBにおける国際色豊かな選手構成をさらに強化するものと言える。今後彼が日本のファンにどのようなパフォーマンスを見せるかが楽しみであり、チェコの野球が注目を集めるきっかけになるかもしれない。
キーワード解説

  • 支配下契約とは?:支配下契約は、プロスポーツチームが選手と正式に契約し、チームに所属することを意味する。選手はチームの一員として試合に出場する権利を得る。
  • イースタン・リーグとは?:イースタン・リーグは、日本のプロ野球の二軍リーグの一つであり、若手選手や調子を戻した選手が出場する場である。
  • WBCとは?:ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、世界の野球代表チームが競い合う国際大会で、約4年ごとに開催される。

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