中日・大野雄大が3年ぶり完投勝利、復活の兆しを見せる

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◇セ・リーグ 中日7―1広島(2025年7月12日 バンテリンD) 中日ドラゴンズ先発の大野雄大投手が、3年ぶりの完投勝利を記録した

7―0で迎えた9回、先頭打者に四球を与えたものの、小園の二塁打で1点を失ったものの、無失点で抑え、試合を締めくくった

完封こそ逃したものの、完投は彼にとって大きな意味を持つ一勝となった

試合の振り返り

試合終了直後、笑みを浮かべてガッツポーズを決めた大野選手は、「完封は特別だけど、最後まで投げ切ることができたので十分」と満足感を表した

初回1死から中村健選手に四球を与えるも、その後小園選手を二ゴロの併殺打に仕留めて流れをつかんだ

5回までは無安打投球を維持し、十分な打線の援護も受けてテンポ良く投げ続けた

選手の復活劇

大野選手は2023年春に左肘手術を受け、昨シーズンはわずか2勝に終わっていた

しかし2020年には10完投を記録しており、「もう(完投は)できないかなって正直思っていた」と振り返る

しかし彼は「自信を取り戻した

感覚がよみがえってきた」と話し、復活の兆しを見せている

今後の展望

完投勝利を掴んだ36歳のベテラン選手が今後も投手陣の柱として活躍することが期待される

次回の登板に向けて、さらなる調整と成長を続けていくことだろう

大野選手の復活劇は、多くのファンに希望を与えるものです。過去に数々の実績を残してきた投手が、怪我からの復帰で再び輝きを放つ姿は感動的です。今後の活躍にも期待が集まります。
キーワード解説

  • 完投とは?:投手が試合の全イニングを投げ切ることを指し、特に投手のスタミナや集中力を示す重要な指標とされている。
  • 四球とは?:打者がボールを4球受けて、無条件で一塁に進むことをいい、投手のコントロールが問われる場面が多い。

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