巨人・赤星優志が早期降板、DeNA戦で逆転を許す苦しい投球

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◇セ・リーグ 巨人―DeNA(2025年7月13日 横浜) 巨人の4年目右腕・赤星優志投手(26)は、13日のDeNA戦で今季16度目の先発登板を果たした

しかし、見せ場の少ない投球内容で、3回5安打4失点(自責3)という結果でKOされ、チームは逆転を許してしまった

試合は、初回をわずか6球で内野ゴロ3つに仕留めた赤星が試合の立ち上がりとしては順調だったが、2回に味方打線が中山、丸、佐々木の適時打で3点を先取し、巨人にとっては理想的な展開となった

しかし、赤星は先制直後の2回、先頭打者の牧に死球を与えたことが試合の流れを変える要因となる

牧の内野フライの後、宮崎の打球が坂本の手をこぼれ、無死満塁のピンチを招いた

最終的には度会の二ゴロ併殺打の間に1点を失うも、最少失点で切り抜けたものの、3回には深刻な失点を重ねる結果となった

その3回、赤星は2死走者なしから桑原に左前打を許し、続く佐野に内角低めの145キロの直球を左翼スタンドに運ばれ、打たれてしまった

これで同点とされると、その後の牧には右翼フェンス直撃の二塁打を許し、宮崎には右前適時打を放たれ、一気に3―4と逆転される結果となった

4回の攻撃では1死二塁の場面で代打・フルプが起用され、赤星は降板

投球内容は3回で打者14人に対して43球を投げ、5安打4失点(自責3)、1三振を奪ったものの、四球はなく、1死球を与えた

直球の最速は146キロだった

試合後、赤星は「先制してもらったのにリードを守れず降板して申し訳ないです」と悔しさを表明した

今回の試合では、赤星投手が先制を受けてからリードを守れずに降板するという結果となり、彼自身の悔しさが残ります。特にリードをもらった直後の失点は投手にとって痛手で、今後の課題となるでしょう。この試合を教訓とし、更なる成長を期待したいです。
キーワード解説

  • 先発登板とは?:先発登板は、試合開始からマウンドに立つ投手のことを指します。チームの先発投手は、その試合を通じてできるだけ長く投げ続け、相手チームの得点を抑える役割が求められます。
  • 自責点とは?:自責点は、投手が自分の投球によって許した得点のことを指します。この数字が低いほど投手の成績は良いとされます。
  • 内角低めとは?:内角低めは、打者から見て体に近い位置で、低い高さの打球を狙った投球のことです。このコースを投げると、バッターにとっては打ちづらく、空振りを誘いやすいです。
  • 直球とは?:直球は、投手が最も基本的な球種として投げる球で、速さや強さが特徴です。投球の中でしばしば用いられ、特に打者の反応を試す際に重要です。

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