昨秋のドラフト会議で広島東洋カープに3位指名されて入団した岡本駿(23)
何度も口にしている「向上心」を胸に、駆け上がる
写真:3月28日の開幕戦で、九回に登板した広島の岡本駿=上田潤撮影岡本選手は身長186センチから投げるキレのある直球と、独特な変化をするツーシームが武器だ
ツーシームとは、ボールの回転を利用してバッターにとって打ちにくい軌道に変化するボールのことだ
岡本選手は甲南大学から初めてドラフト指名を受けた選手であり、徳島・城南高時代は主に遊撃手などの内野手だった
彼は、肩の強さを評価されて大学から投手への転向を選んだという
大学進学時には、「最初はちょっと野手もしてみたいと思った」と述べているが、早い段階でその夢を断念
岡本選手は、「先輩たちの守備のレベルが高くて、『あ、これは試合に出られないな』って思った
あとは、バッティングですね
大学は木のバット
木で打つと手が痛くて……
打つことは向いていないんだなって思って、すぐに諦めました」と苦笑しながらも語った
岡本選手のストーリーは、若い選手が自分の道を模索する姿を示しており、多くの人に勇気を与えるものです。彼の投手としての成長は期待されていますが、それに伴って苦労や挫折も経験していることでしょう。今後の活躍に注目したいところです。
キーワード解説
- ツーシームとは?ボールの回転を利用して軌道を変え、バッターにとって打ちにくいボールを投げることを指します。
- 向上心とは?自分を高めたいという気持ちで、新しいことに挑戦し続ける姿勢を意味します。

