日本ハムの石井が4年ぶりの1試合4安打、サイクル安打ならずも4連勝に貢献

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◇パ・リーグ 日本ハム10―1西武(2025年7月16日 ベルーナD) 日本ハムの石井一成内野手(31)が16日、西武戦で21年以来4年ぶりとなる1試合4安打を記録し、チームの4連勝に導いた

今季5度目の5番打者として起用された石井は、2打点3得点の活躍を見せ、あと本塁打が出ればサイクル安打を達成するところだった

石井の活躍は新庄剛志監督(53)の指導によるもので、特に全ての打球を右方向に強く引っ張る打撃スタイルが功を奏した

チーム全体としてもこの試合で18安打を記録し、10点をマーク

これにより、首位を走る日本ハムは今季最多となる貯金19を達成した

1週間ほど前、石井のもとには新庄監督から特別な動画が送られてきた

その動画には、メジャーリーグの通算630本塁打を誇るケン・グリフィーJr(元マリナーズ) の打撃フォームが映っており、新庄監督は石井に「タイミングの取り方や待ち方を参考にしろ」とアドバイスした

石井は、「出来過ぎ」とその効果を実感しているようだ

石井はこの試合で、初回2死一、三塁の場面で先制の右翼線適時二塁打、さらに3回には右中間フェンス直撃の適時三塁打を放つなど、いずれの打球も右方向に強く引っ張られたものだった

サイクル安打は逃したものの、石井の打撃は絶好調を維持しており、出場7試合連続安打中で、その間の打率は驚異の.560となっている

新庄監督は「ギリギリのラインで面白い

期待して見ておいてください」とコメントし、残り4試合のうち3勝1敗が必要な貯金21達成への期待を寄せた

この試合の一方で、石井の母校である作新学院が夏の栃木大会初戦をコールド勝ちしたことも伝えられ、彼は後輩たちの応援も忘れていないようだった

今回の試合では、日本ハムの石井選手が圧巻のパフォーマンスを見せました。特に新庄監督からの指導が功を奏し、石井選手が打撃においてしっかりと結果を出したことは、チーム全体の士気にも繋がっています。また、サイクル安打の達成は逃しましたが、石井選手のバッティングがこの先も続くことで、チームが貯金21達成に近づくことが期待されます。
キーワード解説

  • サイクル安打とは?プレーヤーが1試合の中で単打、二塁打、三塁打、本塁打を1本ずつ打つことを指します。
  • 適時打とは?塁上の走者が得点する助けになるヒットのことです。
  • 貯金とは?プロ野球における勝利数と敗北数の差のことを指し、プラスの状態を「貯金」と呼びます。

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