ソフトバンク・モイネロが来日初完封、打たせて取る新スタイルで西武を圧倒

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ソフトバンクは19日、西武とのセ・リーグ戦で4-0で勝利し、1分けを挟んで4連勝を飾った

この試合では、四回に牧原大選手の適時二塁打と中村選手の適時打で先制し、九回にも追加点を挙げた

特に注目すべきは、先発投手のモイネロ選手が西武打線を2安打に抑え、来日初の完封を達成したことである

モイネロ選手のパフォーマンスに対して、小久保監督は「新しいモイネロを見た」と称賛した

彼は今までの力強い投球スタイルから転換し、打たせて取る省エネな投球を展開した

普段よりも力感を抑えたフォームで、キレのある直球、カーブ、そしてチェンジアップをテンポよく投げ込み、相手打線を打ち取った

試合が行われたベルーナドームの高温多湿な環境を考慮し、「少ない球数で、長いイニングを投げたかった」と語るモイネロ選手

彼は球威よりも高さやコースに気を配り、積極的に振ってくる西武打線を巧みに抑え込んだ

特筆すべきは、奪った三振がわずか2個であり、これは先発として投げた試合の中で最も少なかった

モイネロ選手は2017年に育成選手としてソフトバンクに入団し、23年までは強力な救援投手として名を馳せた

昨季から先発投手に転向したが、この日の投球スタイルは、彼が12歳から13歳の頃に戻ったように感じさせるものであった

試合後、モイネロ選手は過去を懐かしみながら語った

試合後、小久保監督は「序盤の攻撃でチャンスを潰し、相手に流れが行きそうなところを抑えてくれた

さすがモイネロだ」と称賛の言葉を送り、チームへの重要性を強調した

今回の試合では、モイネロ選手が新たなスタイルを確立したことが大きな話題となりました。省エネ投球が功を奏し、相手チームにプレッシャーを与え続けたことは、状況に応じた柔軟な戦術の重要性を示しています。
キーワード解説

  • 完封とは?:ピッチャーが対戦チームを無得点に抑えることを言います。
  • チェンジアップとは?:直球と比べて速度が遅く、変化が大きい球種。打者を惑わす目的で使用されます。
  • 省エネ投球とは?:少ない球数で効率よく打者をアウトにする投球スタイルのことです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。