代木選手は、昨年4月に左肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けてから、約1年11か月にわたるリハビリを経て、6月17日に実戦復帰を果たした
実戦復帰後、13日のイースタン・日本ハム戦では自己最速タイとなる155キロを記録
代木投手は、復帰した際のメンタル面や体調についても語った
「登板間隔が短くなってきているので、次のステップに来ていると感じます
投げる感覚も良くなってきて、上のレベルでやるための準備はできています」と自信に満ちた表情で述べた
代木選手は、約4か月間の投球禁止期間中、将来の復帰に向けたトレーニングに徹底した
彼は選手としての成長を見込んで、トレーニングコーチや栄養士と緊密に連携し、体重を9キロ増加させるなどのフィジカル面に重きを置いた
「ボールを投げられるようになったら、気持ちも安定しました」と彼は語り、リハビリを期間をポジティブに受け止めた
また、代木選手は投球フォームにも工夫を凝らし、「真っスラ(直球のように見える変化球)はもうしない」とし、体の状態にあった新たな投球スタイルの確立を目指している
彼は、目標として157キロの球速を設定しており、支配下登録の期限である7月末を過ぎても、彼の挑戦はまだ続く
代木選手は、「今後の目標は、1軍の舞台で自分の球を通用させることだ
いい感覚で投げられる自信があるので、支配下登録に戻るために結果を残したい」と語っており、まさに彼の復活劇は始まったばかりだ
今後の試合での活躍が期待される
代木大和投手の復帰は、プロスポーツ選手にとって非常に困難な手術から復活する意味は大きい。彼の真摯な態度と努力は、若い選手の模範となる。これからの成長と可能性が非常に楽しみであり、応援したい気持ちが高まる。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは? 左肘の内側側副じん帯が損傷した際に行われる再建手術で、故障からの復帰を目指すプロ野球選手にとって多く用いられる。
- イースタン・リーグとは? プロ野球の育成選手や若手選手が所属する二軍のリーグで、選手の育成と試合経験を目的としている。
- 支配下登録とは? プロ野球選手が一軍のチームに名を連ねるための制度で、一定の条件を満たさなければならない。

