試合の初回、巨人の先発左腕・井上が阪神の1番打者・近本に左前打を許し、無死一塁としてしまった
続く2番打者・中野が送りバントを試みるも、井上が一塁へ送球した際に悪送球となり、二塁手の吉川が一塁ベースカバーに入るところで一時的に危険な状況になった
吉川はワンバウンドした送球を捕球するために動き、打者走者の中野とほぼ接触する寸前で回避
この playの結果、記録は犠打失策とされ、無死一、二塁の緊迫のピンチが生じた
ただ、何よりも巨人のファンが安心したのは、吉川が無事だったことだ
振り返れば、76日前の5月6日にも、巨人の主砲・岡本が同じ東京ドームでの阪神戦において守備中に走者と交錯し、左肘のじん帯損傷と診断されて現在もリハビリ中だ
あの試合でも、近本が先発左腕・井上から同じように左前打で出塁し、中野がバントを試みたことでプレイが生まれている
SNS上では「ヒヤッとした」「岡本の二の舞になるかと思った」との声が多く上がり、ファンの間で吉川の回避に対する安堵の感情が広がっていた
今回の試合は、巨人ファンにとって心配を招く場面があったが、吉川選手の冷静なプレイが光った。過去の岡本選手の負傷を思い出すファンも多く、選手の安全が何よりも大切だと再認識させられる試合だった。緊張感ある中で選手たちが無事でいてくれることが、ファンにとっては最も安堵できる瞬間であった。
キーワード解説
- 結果とは?試合やイベントの最後に何が起こったかを示すもの。
- 悪送球とは?投手や野手が出したボールが本来の意図通りに投げられず、途中で誤って別の方向に飛ぶこと。
- 緊迫とは?非常に緊張感がある、もしくは危険な状況のこと。

