西武・西口監督が前半戦を総括、打線の課題を指摘

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
プロ野球・埼玉西武ライオンズの西口文也監督は、2025年7月21日の試合前に、前半戦を振り返り、その現状に対する思いを語りました

オールスターまで1試合を残し、西武は42勝44敗1分けの成績を記録しており、西口監督は「何とか貯金(勝ち星が借金を上回る状態)で終わりたかったのですが、借金で終わってしまうということで、少し残念です」とコメントしました

打線の低迷がチームの課題に

特に、攻撃陣に対する厳しい評価が目立ち、監督は「打つ方です」と即答しました

シーズン序盤においては、先発投手が好投し、早い回に得点を挙げてそのまま逃げ切る形が多かったと振り返ります

しかし、最近ではそのパターンができず、チーム打率はリーグワーストの.229、得点は223と苦しい数字が続いています

守りの野球から打線の見直しへ

西口監督は、「守り勝つ野球」を掲げて就任したものの、交流戦終了後からそのスタイルが維持できていないことを認め、「打線が沈黙する期間が長くなってしまった」と説明します

今後は、打線や打順を変更する意向を示しました

投手陣の好調を評価

一方で、投手陣については好成績を収めており、チーム防御率は2.61、失点は243でリーグ3位という数値を記録

西口監督は、「今井達也投手と隅田知一郎投手を核に、彼らがしっかりと長いイニングを投げてくれている」と両投手の活躍を評価しました

西武ライオンズの現状を考察すると、打線の低迷が明確な課題として浮かび上がっています。特に、守備的なスタイルに依存しているため、選手層の変化や打順の見直しが求められるでしょう。今後の打撃改善に期待がかかります。
キーワード解説

  • 「貯金」とは? 勝ち星が負けを上回る状態のこと。つまり、勝ち越しているということで、チームが調子が良いことを示す。
  • 「打率」とは? 打者が安打を打つ確率を示す数値。高いほど好調を表し、若い選手たちにとっては重要な指標の一つ。
  • 「守り勝つ野球」とは? 投手力や守備力に頼って勝利を目指すスタイル。攻撃よりも失点を抑えることを重視する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。