巨人、吉川の劇的サヨナラ打で阪神戦に勝利

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◇セ・リーグ 巨人6―5阪神(2025年7月21日 東京D)巨人の吉川尚輝内野手(30)が7月21日の阪神戦(東京ドーム)で劇的なサヨナラ打を放ち、チームを勝利に導いた

試合は5―5の同点で迎えた9回、1死の場面で岸田が右越えの二塁打を放ち、続いて代打の坂本が四球を選び、さらに2死後に佐々木が11球の粘りを見せて四球で出塁

これにより、満塁のチャンスを迎えた吉川は中前にサヨナラ打を運んだ

吉川は今季2度目、プロ通算7度目のサヨナラ打となり、5月1日の広島戦でのサヨナラ三塁打に続く活躍となった

この試合での打球は外角直球で、カウント1―1から放たれた

吉川は一塁ベース到達前にガッツポーズを決め、仲間からの祝福を受けて笑顔を見せた

今月初打点がサヨナラ打となり、20日ぶりの猛打賞も達成した

試合の重要な局面を迎える中、吉川は「みんながつないでくれたので、なんとか打ちたいなという思いで打席に立ちました」と試合後に振り返った

彼は昨年5月4日以来の阪神戦でのサヨナラ勝利に貢献し、前日までは2連敗を喫していたが、この勝利でチームに勢いをもたらした

巨人は前日の試合で阪神に1―2で敗れ、シーズンでの阪神戦の負け越しが決まっていた

そのため、この勝利はチームにとって非常に価値のあるものであり、吉川も「2連敗して悔しかったが、今日絶対勝つという気持ちで臨んだ」と語った

プロ9年目の彼は、岡本不在の中で4番を務めた経験も生かし、この一打で逆襲を印象づけた

この勝利により、巨人は42勝44敗3分けとし、借金は続くものの、少しでも勢いを取り戻すことができた

吉川は「1つ1つしっかりゲームに臨んで、勝てるように頑張りたい」と次の試合への意気込みを示した

吉川選手が放ったサヨナラ打は、チームにとっての励みとなり、観客の期待に応えた瞬間でした。彼の頑張りによって、これまでの苦しい状況を乗り越える糧となったことは、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。今後の試合でもその勢いを持続し、さらなる勝利を目指してほしいです。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?試合が同点の状態で、最後の打席で得点を挙げて勝利を決定づけるヒットや打球のこと。
  • 猛打賞とは?1試合で3安打以上を記録した選手に与えられる呼称で、特に好調な打撃を示すもの。

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