広島は試合の終盤、リードを守り切れず、痛恨の敗北を喫した
試合のハイライト
広島はこの試合で、九回に登板したハーンが逆転サヨナラ3ランを被弾するという劇的な展開を迎えた2点リードの状態で迎えたこの場面では、2死一、三塁という状況から、赤羽が打った打球が左翼ポール付近で跳ね返る
一度は三塁打と判定されるも、リプレー検証の結果、ポールに当たった確定判定となり、逆転3ランが成立したのだ
打線の活躍と新助っ人の奮闘
広島は初回、4番・ファビアンの先制適時打で試合の流れを引き寄せた実に33打席ぶりのヒットという新助っ人が、チームに流れを生む重要な役割を果たした
続く三回でも1死一、二塁の場面でバットを折りながら中前に運ぶ適時打を放ち、チームを勢いづけた
林の連続本塁打と床田の投球
五回には林が左越え3ランを打ち、さらなる追加点を奪取林は20日の試合でも自身2年ぶりの1号ソロを放っており、プロ入り初の2試合連続本塁打を記録した
また、床田は今季2度目の中5日で先発し、6回を投げ5安打3失点とまずまずの投球を見せたが、終盤の失点が悔やまれる結果となった
広島の現状と今後の展望
これで、広島は最下位のヤクルトに対して3連敗を喫し、借金7で前半戦を折り返す今後の試合に向けて、打線の連携や投手陣の安定を図る必要がある
今回の試合は、厳しい展開となった広島にとって、今後の課題を再認識させる結果となりました。特に終盤での集中力や投手陣の安定が求められます。このままではシーズン後半の戦いが厳しくなりそうです。
キーワード解説
- 逆転サヨナラ3ランとは?試合終盤に逆転され、サヨナラ試合を決定づける3ランホームランのことを指します。
- 適時打とは?攻撃の場面で得点につながるヒットのことを言い、チームにとって非常に重要な打撃です。
- リプレー検証とは?審判の判定に疑問がある場合に、映像を使って再確認するプロセスのことです。

