元中日・ダヤン・ビシエドが横浜DeNAに加入
横浜DeNAベイスターズは22日、元中日ドラゴンズの内野手であるダヤン・ビシエド(36歳)が今季の選手契約を結んだと発表したビシエドは9年間中日でプレーし、特に2018年には首位打者及び最多安打を獲得するなど素晴らしい成績を残していた
しかし、昨シーズンは打撃不振に悩まされ、チームを退団した経歴を持つ
入団会見では「ざーす」と日本語で挨拶したビシエドは、日本に戻れたことを心から喜び、横浜DeNAが強いチームであることに魅力を感じたと語った
NPBでのキャリアでは958試合出場、打率.287、139本塁打、549打点という実績があり、特に首位打者のタイトルを獲得した2018年の打率は.348だった
獲得の背景と期待
横浜DeNAのチーム統括本部長・萩原龍大氏によれば、ビシエドの獲得は打撃の起爆剤としての期待が込められているとのこと左打者のマイク・フォードが加入した後、右打者の補強が必要とされており、ビシエドの守備力も強化要因として評価されている
ビシエドは過去にゴールデングラブ賞を受賞しており、京田陽太内野手からも高い評価を得ている
日本人選手扱いへの転換
ビシエドが日本人選手扱いとなったことも、彼の獲得が決定づけられた要因とされるこれにより、外国人枠を気にせずに柔軟にチーム編成が可能となった
横浜DeNAは先発投手陣は順調でも打撃陣に課題を抱えており、打撃力向上が急務とされていた
今後の展望
今後、ビシエドは後半戦での逆襲を狙う横浜DeNAのキー選手となることが期待されている首位の阪神との差は9.5ゲームであり、クライマックスシリーズ進出に向けた戦略の一環として体制が整いつつある
ダヤン・ビシエドの横浜DeNA入団は、チームの打撃力強化を図る良い動きといえる。過去の実績や守備力が期待される中、彼が現在の打撃不振を脱却し、チームに貢献できるかが今後の鍵となる。特にセ・パ交流戦での得点力不足をどう解消するかに注目が集まる。
キーワード解説
- ビシエドとは?:キューバ出身のプロ野球選手で、日本の中日ドラゴンズや横浜DeNAで活躍している内野手です。
- ゴールデングラブ賞とは?:野球において、特に守備が優秀だった選手に贈られる賞です。
- 日本人選手扱いとは?:外国人選手でも一定期間日本でプレーすると、特定の条件を満たすことで日本人選手として扱われます。

