DeNA、ダヤン・ビシエドの加入で打線強化を図る

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横浜DeNAベイスターズは、元中日ドラゴンズのダヤン・ビシエド内野手(36)の入団会見を22日に横浜市内の球団事務所で行った

ビシエドはかつて9年間中日に在籍し、その実績を元に新たなチームに挑むこととなる

会見場に登場した彼は、カジュアルな挨拶「おざす」(おはようございますの略)でファンやメディアの心をつかみ、柔らかな笑顔を見せた

今季の年俸は45万ドル(約6700万円)で、背番号は中日時代と同じ66を選択

ビシエドは、新しく生まれ変わったチームに対して「日本に戻れて嬉しい

DeNAは対戦していて素晴らしいチームだと思っていた

優勝を狙えるチームだと信じている」と意気込みを語った

ビシエドは中日時代に、2018年に首位打者と最多安打のタイトルを獲得するなど、通算958試合で打率.287、1012安打、139本塁打、549打点という輝かしい成績を残している

今年はメキシコのリーグで38試合に出場し、打率.276、8本塁打、31打点を記録

出場から1週間ほどしか経っておらず、「すごく状態がいい」と自信を見せた

DeNAは現在、リーグ2位に位置し、首位の阪神との差を9.5ゲームに縮めたいと考えている

チームの打率は.227と低迷しており、得点力不足が大きな課題だ

萩原龍大チーム統括本部長(47)は、ビシエドの加入に強い期待を寄せ、「打線に起爆剤が必要だ

昨年獲得したフォード選手に続き、右打者のビシエド選手にもぜひ力を借りたい」とコメントした

ビシエドはオースティン、フォードと同じ一塁手だが、国内フリーエージェント(FA)の資格を持ち、外国人選手枠に含まれずに出場できる特例はチームにとって大きなメリットとなる

36歳のビシエドは、「全く衰えは感じていない

まだできることを証明したい」と決意を語り、日本語でも「頑張ります」と力強く宣言した

ダヤン・ビシエドの入団はDeNAにとって大きな戦力アップとなるだろう。長年中日で活躍した経験をチームに活かし、課題である打撃力の改善に貢献できるかが注目される。ビシエド選手自身も意気込みを見せており、今後の活躍に期待が寄せられている。
キーワード解説

  • 国内フリーエージェント(FA)とは?選手が他球団と自由に契約できる権利で、主に契約満了後に利用される。
  • 打率とは?選手のヒット数を打席数で割ったもので、打者のパフォーマンスを示す重要な指標。
  • ホームランとは?野球で、バッターがボールを打って外野のフェンスを越えることを指し、得点を得る最も効果的な方法。

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