3回からの登板で、観客の期待を一身に受けたモイネロは、利き腕ではない右手で投げるという独自の戦略を披露した
4回2死の場面で、打者ファビアン選手に対して右投げでの球を投じ、相手を三飛に仕留める快投を見せた
この時、モイネロが投じた1球目と2球目はボールとなったが、結果的に3球目となる全ての球速は124キロで統一されていた
モイネロは昨季、パ・リーグの防御率1位を達成しており、今回の登板でもその実力を証明することとなった
特にセ・リーグのホームランと打点2冠を誇る佐藤輝選手に対しては、オールストレートの3球勝負で見事に遊ゴロに抑えるという圧巻のパフォーマンスを見せた
試合前、周東選手からはモイネロが右手で投げると事前に宣言していたことが明かされた
さらに、試合前のキャッチボールでは右投げでも140キロを投じると話題に上がっていた
興味深いことに、モイネロは打者としても才能を持ち、6月6日のヤクルト戦では右打席から中前安打を放った
また昨季の交流戦では、左打ちでプロ初安打を記録しており、両打ちとしても注目されている選手である
今回のオールスターゲームでのモイネロ選手の活躍は、彼自身の多才さを改めて証明しました。右手での投球というパフォーマンスは、観客に驚きと楽しさを提供し、さらに打者としても結果を残していることから、今後がますます楽しみな選手の一人となりました。
キーワード解説
- オールスターゲームとは?:各リーグの選手が集まり、特別な試合を行うイベントで、ファン投票や選手の選考によって選ばれた選手たちによって行われる。
- 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、1試合あたりに与える自責点の平均を示すもので、数字が小さいほど良い投手とされる。
- リリーフ投手とは?:試合中で先発投手が降板した後に登板する投手で、主に試合の終盤を任される役割を持つ。

