青柳晃洋投手、フィリーズ傘下から解雇される

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フィラデルフィア・フィリーズの傘下2Aリーディングに所属していた青柳晃洋投手が解雇されたことが、2025年7月23日(日本時間24日)にザ・スポーティングニュースの電子版で報じられました

青柳投手は、阪神からのポスティングシステムを利用してフィリーズとマイナー契約を結び、キャンプには招待選手として参加しました

しかし、キャンプ中の4試合ではわずか3回を投げ、3安打4失点、6与四球、6奪三振、防御率12.00と厳しい結果に終わり、シーズン開幕時には3Aリーハイバレーでスタートを切ることとなりました

3Aでは主にリリーフとして19試合に登板しましたが、0勝1敗、防御率7.45と不振が続き、その後2Aリーディングに降格

2Aでは先発投手として4試合に登板し、1勝2敗、防御率6.91という成績で、期待に応えることができませんでした

青柳投手は、メジャーリーグにおいて希少価値のある右のサイドスロー投手として注目されていましたが、全体で投げた33回2/3の間に45個の四死球を与えるなど、コントロールに苦しみ、その課題を解消できないまま解雇の運命を迎えました

青柳投手の解雇は、メジャーリーグでの競争が非常に厳しいことを示しています。特に期待されていた右のサイドスロー投手としての特異性がある中でも、結果を出せなかったことは選手にとって厳しい現実です。今後の彼のキャリアに影響が出る可能性もありますが、再起のチャンスもあるため、今後の動向に注目したいところです。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?メジャーリーグの球団が外国選手を取得する際に用いる制度で、選手の所属球団が他球団に対してその選手の交渉権を譲渡する仕組みです。
  • リリーフとは?試合中に先発投手の後を受けて登板し、投球を継続する投手のことを指します。リリーフ投手は短いイニングでの登板が多く、特に勝負どころでの活躍が期待されています。
  • 防御率とは?投手の成績を示す指標で、投げたイニングに対し失点の平均を算出するもので、数字が低いほど優れた成績とされます。

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