これにより、2位のソフトバンクとのゲーム差は6.5に広がりました
若き投手の挑戦
この日の試合で初先発を果たしたのは、2年目の東松快征投手(20歳)彼は3回1/3を投げて5安打3失点(自責点2)という成績でプロ初の黒星を喫しました
試合の初回には最速150キロの力強い直球とスライダーを駆使し、3者凡退に仕留めるなど、新人らしいパフォーマンスを見せました
岸田護監督(44)は「しっかり勝負して真っすぐを投げ込めて、差し込めたところが大きい」と彼のデビュー戦を称賛しました
打線の奮闘と課題
一方、オリックスの打線はソフトバンク先発の大関投手の前に7回までわずか2安打と奮闘出場メンバーにはベテランの杉本裕太郎外野手(34歳)、西野真弘内野手(34歳)らがベンチスタートとなり、若手や新メンバーを起用しました
試合の8回には、ジョーダン・ディアス内野手(24歳)が左翼ポール直撃の2号ソロ本塁打を放ち、チームに望みを繋ぎましたが、ゲーム全体を通して打撃陣の不調は明らかでした
岸田監督は試合後、「メンバーもちょっと代えたんですけど
なかなか打てなかったですね」と厳しい表情でコメント
これでオリックスは昨季からみずほペイペイドームでのソフトバンク戦では10連敗(1分けを挟む)となりました
次なる試合へ向けて
「1戦1戦やるしかないなんとか連敗を止めないといけない」と岸田監督は語り、29日から京セラドーム大阪で行われる西武との3連戦に向けて意気込みを見せました
試合でオリックスが5連敗を記録したことは、球団にとって厳しい状況を示しています。また、若手投手が初先発で経験を積む中で、チーム全体の打撃力にも課題が残ることが浮き彫りになりました。この状況を打破するためには、メンバー選考や戦術の見直しが求められるでしょう。
キーワード解説
- プロ初先発とは?プロ野球選手がプロとして初めて試合に先発することを指します。若手選手にとって大きな試練となります。
- 自責点とは?投手が許した失点のうち、エラーなどの影響を受けない純粋な失点のことです。投手のパフォーマンスを評価する重要な指標です。
- ソロ本塁打とは?1人のランナーが塁にいない状態で打たれる本塁打を示す言葉です。得点は1点のみとなります。
- ゲーム差とは?リーグ戦などでの順位を示す際に用いる用語で、勝ち星や敗け数の差を数値で表したものです。ライバルチームとの順位を比較できます。

