ソフトバンク・ロドリゲス投手が実戦復帰
今年の目標に向けた意気込みを語る
ソフトバンクホークスのルイス・ロドリゲス投手(23)が、来日4年目を迎え、目覚ましい成長を見せている昨年 トミー・ジョン手術という肘の靭帯再建手術を経て、今季は二軍でも投球を果たし、自身の剛球を武器にする姿が注目を浴びている
今季初の二軍登板での手応え
ロドリゲスは今季初の二軍登板を終え、「感覚はすごくいいですし、体が健康で元気に野球ができていることが一番うれしい」と充実感を滲ませている彼の武器である最速160キロの直球に、自信を持っているという
コーチのサポートと意識するポイント
特に直球を両コーナーに投げることを意識しているロドリゲスは、ナテル四軍投手コーチやバンデンハーク臨時コーチとの練習についても触れ、「二人の経験から多くを学び、投手としての成長を感じています」と語るバンデンハーク氏との指導で、ブルペンでの過ごし方や日本人打者の特徴、さらにはスライダーの使い方などについても学び、実践に活かしているという
来日への思いと家族の支え
ロドリゲスは日本に来る選択をした理由を、「質の高い教育や統率の取れた野球」を挙げ、球団の中南米スカウトの萩原健太氏との出会いが大きかったと語るまた、ドミニカ共和国に残る家族からは、「自分のやることに集中してほしい」という応援メッセージを受けており、家族を養う思いを常に持ってプレーしている
未来への展望
ロドリゲスは「育成選手を脱出したい」との目標を掲げており、最終的には一軍でプレーすることを願っているそのためには、怪我をせずにしっかりとした状態を維持することが重要であると強調し、「チームがチャンスを与えてくれれば、全力を尽くして勝利に貢献したい」と意欲的に語った
ロドリゲス投手の成長は、彼の努力と周囲のサポートの結果でしょう。ここまでの苦労を乗り越えた彼の姿勢が、これからの活躍にも影響を与えることが期待されます。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?肘の靭帯を再建する手術で、多くの野球選手が経験することがあります。
- 直球とは?投手が投げる最も基本的な球種で、ストレートとも呼ばれ、最速で打者を抑えることができます。
- ブルペンとは?試合中に投手が準備をする場所で、ウォームアップや調整を行う場所です。

