阪神新外国人・ハートウィグ投手が入団会見、異色の経歴と強みを語る

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阪神タイガースは28日、メッツ3Aから新たに加入したグラント・ハートウィグ投手(27)の入団会見を兵庫県西宮市内で行いました

ハートウィグ選手は、メジャーリーグ通算32試合の登板経験を持つサイドスローの右腕で、150キロを超えるツーシームや大きく曲がるスイーパーを武器としており、中継ぎとしての活躍が期待されています

阪神の投手陣は昨季のチーム防御率が1.95と極めて優秀であり、ハートウィグ選手の加入はさらなる戦力アップにつながるでしょう

会見では身長196センチという恵まれた体格を持つハートウィグ選手がスラックスに白シャツ姿で登場し、柔らかい口調で質問に答えました

「昨日、皆さんに温かく迎えていただき、本当に嬉しく思います

自分の強みはゾーン全体を使って打者に向かっていくスタイルです」と語り、早く阪神ファンの前で投げることを心待ちにしている様子でした

ハートウィグ選手は、昨年メッツ傘下3Aでのプレー経験があり、元阪神の藤浪晋太郎投手や、現在阪神で活躍中のジョン・デュプランティエ投手、メッツの千賀滉大投手とチームメイトでした

「日本の野球やタイガースについて多くの良い話を聞いています」と期待感を示しました

また、ハートウィグ選手はプロ野球選手としては異色の経歴を持ち、以前は医師を目指していたことも明かしました

「ドクターになりたいという思いがあり、プロ野球を考えていませんでしたが、機会に恵まれ、腕を磨く中でやっていけるという感触がありました

今は野球に集中しながら、データ分析においても自分の経験を生かせると思います」と語りました

ハートウィグ選手の入団会見は、阪神タイガースにとって期待される新戦力の誕生を告げる重要な場となりました。彼の医師を目指していた異色の経歴や、成長を経てプロへの挑戦に至った背景は、多くのファンに感動を与えることでしょう。また、チーム防御率1.95の中で更なる強化を図る阪神にとって、ハートウィグ選手の加入は大きなプラス要因として浮上しています。
キーワード解説

  • ハートウィグとは?プロ野球阪神タイガースに新たに加入した投手で、メッツ3A出身の右腕です。
  • ツーシームとは?スピンをかけながら投げる球で、打者に対して変化を与えることができる非常に効果的な球種です。
  • スイーパーとは?滑らかな動きで変化する球で、通常はゴロを誘うために使われます。
  • 中継ぎとは?試合の途中で登板する投手のことを指し、先発投手の後を任される役割を担います。

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