第107回全国高校野球選手権大会、49校の代表校が決定

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第107回全国高校野球選手権大会は、7月29日に全ての地方大会が終了し、全国各地から選ばれた49校の代表校が決定しました

これから始まる大会は、8月5日より兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場で開催され、各校が頂点を目指して熱戦を繰り広げます

今年の大会には伝統ある名門校から、新たに甲子園の舞台を踏む初出場校、長い年月ぶりに聖地への切符を手に入れた高校まで、バラエティ豊かな顔ぶれが揃っています

注目すべきは、かつて松坂大輔を擁した横浜高校です

この高校は、春の選抜高校野球で19年ぶりの制覇を達成し、神奈川県内の激しい競争を勝ち抜いて参加します

春夏連覇が達成されれば、横浜高校は1998年以来、史上9校目となります

また、他校の追随を許していない京都国際高校も見逃せません

劇的なサヨナラ勝ちで2年連続での甲子園出場を決めた同校は、昨年夏に京都勢68年ぶりとなる優勝を果たし、今年は連覇を狙います

もし成功すれば、2004年から2005年まで連続で制した駒大苫小牧以来の快挙となります

地方大会の中で、最も注目されたのは滋賀大会での戦いです

県内24連勝中の滋賀学園を逆転で下し、綾羽高校が初の甲子園出場を決めました

また、富山では未来富山が通信制高校として初の甲子園出場を果たすなど、新しい挑戦も見られます

済美高校も、松山商との決勝戦をサヨナラ勝ちで制し、7年ぶり7回目の出場を決めました

出場校一覧

地区 代表校
北北海道 旭川志峯(3年ぶり11回目)
南北海道 北海(2年ぶり41回目)
青森 弘前学院聖愛(4年ぶり3回目)
岩手 花巻東(3年連続13回目)
秋田 金足農(2年連続8回目)
宮城 仙台育英(2年ぶり31回目)
福島 聖光学院(4年連続20回目)
京都 京都国際(2年連続4回目)
愛媛 済美(7年ぶり7回目)
沖縄 沖縄尚学(2年ぶり11回目)
今年の第107回全国高校野球選手権大会は、49校が参加する非常に注目度の高い大会です。名門校が多く出場する中、新たに甲子園の舞台に立つ学校も加わり、これまでにはないドラマが期待されます。特に、春夏連覇を狙う横浜高校と京都国際高校に注目が集まります。どの学校が優勝するのか、今から楽しみです。
キーワード解説

  • 甲子園とは?甲子園は夏の高校野球選手権大会が開催される場所で、日本の高校野球の聖地とされています。
  • 春夏連覇とは?春夏連覇は、春の選抜高校野球と夏の選手権大会の両方で優勝することを指します。
  • サヨナラ勝ちとは?サヨナラ勝ちは、試合の最終回で逆転して勝つことを意味し、特に感動的な勝利として知られています。

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