ロッテ先発・種市、援護不足の中での粘投も勝利ならず

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◇パ・リーグ ロッテ1―2楽天(2025年7月29日 ZOZOマリン) ロッテの先発投手・種市が7月29日の試合で力投を見せましたが、惜しくもチームは楽天に2-1で敗戦しました

種市は7イニングを121球投げ、6安打を許しながらも2失点に抑える力強い投球を披露しました

彼は試合後、「状態が良くなかった中で最低限7回までいけたことは良かった

(捕手の)寺地の配球のおかげでもあると思います」とコメントしました

試合のポイント

試合のターニングポイントは5回でした

種市は2死満塁の場面で代打の鈴木を2球で追い込みましたが、3球目に投じたスライダーが外れてしまい鈴木の右足を直撃

結果、押し出しとなり、先制点を献上してしまいました

このような押し出しは、相手チームに簡単な得点を与えてしまうため、投手にとっては痛手です

打線の不振

ロッテの打線は、相手投手を上回る10安打を放ったものの、得点は7回に高部が放った左犠飛の1点にとどまりました

得点力が不足していたことで、投手の奮闘が報われない結果となりました

これにより、ロッテはこの試合までの2試合を通じて負け越しが決まりました

チームの状況

ロッテは現在、5位の楽天に対して5.5ゲーム差で追走中であり、最下位脱出に向けた戦いが求められています

種市も次回登板の際には、「前回と同様に長いイニングを投げて自分の仕事をしっかりしたい」と意気込みを示しています

今回の試合は、ロッテの投手が好投したにも関わらず、打線の援護がなく勝利を逃したという内容が印象的でした。投手が安定した投球をしている中で、打線も盛り上がりが必要なのも確かです。次戦でのチーム全体の連携が楽しみです。
キーワード解説

  • 先発投手とは? 四番目のバッターの出番が回った際に、野球における試合のスタート時に投げ始める選手のことです。
  • 押し出しとは? 球がバッターに当たり、四球または死球として走者が一塁から本塁に進むことです。これは特に投手にとって意外な失点になります。

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