日本ハム、ソフトバンクとの首位攻防戦で敗北も新庄監督はポジティブな姿勢を貫く

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◇パ・リーグ 日本ハム2―5ソフトバンク(2025年7月29日 エスコンF)日本ハムファイターズは7月29日、本拠地エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンクホークスとの首位攻防戦の初戦を迎えたが、結果は2対5で敗北し、約25日ぶりに首位の座を明け渡すこととなった

緊迫した状況で行われるデッドヒートは続いているものの、新庄剛志監督は「これはまた新たな挑戦の始まり」とし、非常にポジティブな姿勢を崩さなかった

新庄監督はこの試合を「3度目の開幕」と表現し、今後の試合に向けて選手たちに期待をかけている

これまで、ソフトバンクに対して5連敗中という厳しい状況にもかかわらず、チームの士気を保つために楽観的な言葉を選んでいる

彼は、「こんな感じでまた同じスタートラインに戻れるのはいいことです

今年はもしかしたら6回の開幕があるかもしれません」と発言した

実際、7月3日に敵地でソフトバンクに3連敗した際には、「明日から開幕戦

第2章」と意味を込めた発言をしており、この日も再び首位を明け渡したことを新たなスタートとして受け入れた

現在、日本ハムは2位に位置し、3位のオリックスとは7.5ゲーム差があるため、2強による覇権争いは今後も続くだろう

監督は「今年のリーグはどんどん盛り上がっていくべきです」と述べ、期待を寄せている

さらに明るい材料として、選手会長の松本剛がこの日に1軍復帰し、即スタメン出場した

松本は初回に左前打を放ち、9回には遊撃への適時内野安打を記録して2安打1打点と結果を残した

新庄監督は「1打席目にヒットが出たので、冴えを見せてくれるでしょう」とその復帰を歓迎した

先発投手の山崎は、初回に周東選手に先頭打者本塁打を浴び、さらに4回には山川選手に決勝の左越え3ランを打たれるなど、不運な投球内容となった

5回2/3を投げて5安打4失点で4敗目を喫したが、彼はこれからのリーグ優勝に必要不可欠な存在である

監督は「もう少し速い直球が欲しい」と要求し、打者を揺さぶるピッチングを期待した

試合前にはファンを出迎える「ウエルカムハイタッチ」が行われ、先頭に立った新庄監督はファンから「優勝してください!」と声をかけられ、笑顔で応じた

チームとファンの絆が感じられる瞬間であった

今後、さらなる厳しい戦いが待っているが、新庄監督の姿勢とともに、日本ハムの挑戦は続く

日本ハムの新庄監督は、試合に敗れた後もポジティブさを失わず、選手たちに新たなスタートを切るよう促しました。チームが直面する厳しい状況を逆に楽しむ姿勢は、選手たちにも良い影響を与えるでしょう。また、復帰した松本選手が早速打点を挙げたことも、チームを勢いづける要因となるでしょう。
キーワード解説

  • 首位攻防戦とは?プロ野球において、リーグの首位にあるチームと2位以下のチームとの対戦を指し、順位やその後の展開に大きく影響を与える試合です。
  • デッドヒートとは?競争が非常に激しく、どちらのチームも抜きつ抜かれつする状況を指します。プロ野球では、特に優勝争いの際にこの言葉が使われることが多いです。
  • 直球とは?投手が投げるボールの一種で、特にストレートと呼ばれる速球を指します。投手にとっては、基本となる重要な球種です。

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