ソフトバンク、92試合目でついに首位浮上!山川の決勝弾が光る
◇パ・リーグ ソフトバンク5-2日本ハム(2025年7月29日 エスコンF) 福岡ソフトバンクホークスが、今季92試合目にしてついに首位に立った試合は、第4回で山川穂高内野手(33)が放った決勝の16号3ランが決め手となった
初回には周東佑京内野手(29)が、3年ぶりに初回先頭打者本塁打を叩き出し、早い段階から試合の流れを引き寄せた
ソフトバンクの先発投手リバン・モイネロ(29)は、6回で6安打1失点という内容で9勝目を獲得
これにより、チームは2020年10月以来の9連勝を達成し、貯金は20に到達した
この勝利で、ソフトバンクは昨年10月4日以来298日ぶりにリーグのトップに立った
試合のハイライトは、集中力を研ぎ澄ませた山川選手による決勝打だ
4回1死一、二塁の場面で、彼は日本ハムの先発投手山崎が投じた初球のスライダーを捉え、「狙っていなかったが、反応できた」と冷静に振り返った
山川は前半戦を打率0.201、14本塁打、39打点という成績で終え、一時は2軍調整も経験した
彼は長谷川勇也スキルコーチの一言をきっかけに、「集中」をテーマに打撃に臨んでいる
「打ち方はいいから、集中しよう」と気持ちを切り替えたという
試合後、西武戦で14本の本塁打を打った昨季のように、後半戦でも量産することが期待されている
小久保監督は「甘いボールかもしれないが、あそこで3ランは素晴らしい」とコメントし、山川の打撃に大きな期待を寄せた
今季は、前半戦で14本の本塁打を記録した山川だが、後半戦に入ることで、56試合で20発を打ち続ける可能性もある
彼の「明日も一打席目から集中したい」という言葉が、チームの勝利を導いていくことに期待が高まる
この試合から得た貯金20は、2012年の巨人以来7度目
また、パ・リーグでは18年ぶりの快挙となる
今季中に借金から貯金に転じた場合、63年の西鉄以来の偉業となるが、果たしてソフトバンクはその歴史を作り出すことができるのか
今回のソフトバンク戦は、山川選手が決勝本塁打を放ち、チームが原動力となる活躍を見せました。集中力を高めて臨んだ後半戦で、彼がどのような結果を残すのかが楽しみです。また、貯金20という数字は、チームの強さを示しており、今後の展開にも注目です。
キーワード解説
- 決勝本塁打とは?試合の流れを変える一打で、勝利を決定づける本塁打のことです。
- 集中とは?プレーにおいて心を一つにして物事に取り組むことを指します。野球では、投手や打者が高いパフォーマンスを維持するために必要です。
- 貯金とは?勝ち数と負け数の差を表す数値で、プラスであれば好調を示します。

