藤浪のDeNA入りに「良い選択をした」と太鼓判
横浜DeNAベイスターズと契約し、2年半ぶりに日本プロ野球界に復帰した藤浪晋太郎投手に対し、彼の代理人であるスコット・ボラス氏が期待の言葉を送った日本時間の28日、サンディエゴで行われた取材の中でボラス氏は「彼には成功のカギが備わっている」とし、藤浪のポテンシャルを高く評価した
藤浪は阪神タイガースで10シーズンを過ごした後、2023年にアメリカのオークランド・アスレチックスと契約
しかし、その後オリオールズやメッツを経て、今季はマイナーリーグのタコマ・レイニアーズでプレーを開始し、そこで21試合に登板、2勝1敗4ホールドという成績を残した
しかし、6月17日に自由契約となった
ボラス氏は藤浪について「タコマでは最後の方で安定した投球をしていた」と分析
特に、5月18日以降の8試合では無失点記録を続けていた
しかし、メジャーリーグのロースターに余裕がないことや、その後のドラフトを考慮し、藤浪はメジャー昇格の機会がないと判断
次の移籍先を探す際には登板機会を最優先にした結果、熱心なオファーを受けたDeNAに契約した
現在、藤浪はファームで調整しつつ、1軍昇格の機会をうかがっている
米国では制球に苦しむ場面が多かったが、ボラス氏は「彼のボールは強くて速く、制球もいつか安定する
試行錯誤を重ねていけば、成功の瞬間は訪れる」と期待を寄せる
藤浪のDeNA入りについて、ボラス氏は「素晴らしい選択をした」と太鼓判を押し、「タコマで得た感覚を日本でも発揮できれば、必ずや活躍の時が来るだろう」と、マウンドでの圧倒的なパフォーマンスを期待している
キーワード解説
- 藤浪晋太郎とは?プロ野球選手で、阪神タイガースに10シーズン在籍後、メジャーリーグを経てDeNAに移籍しました。
- スコット・ボラスとは?著名なスポーツ代理人で、多くのプロ野球選手の契約を手掛けており、選手の市場価値や契約に対する戦略を考える専門家です。
- 制球とは?投手が投げたボールが狙った位置に届くことを意味します。投手の技術の一つであり、試合の結果に直接影響します。
- マイナーリーグとは?メジャーリーグの下に位置するプロ野球リーグで、選手がメジャー昇格を目指してプレーします。

