KTウィズ、ロハスJr.との契約解除を発表
新たにスティーブンソンを獲得
韓国プロ野球(KBO)にて、KTウィズは2025年8月2日、チームの「レジェンド助っ人」として知られるメル・ロハスJr.との契約解除を発表しましたこの決定は、今シーズンのロハスJr.のパフォーマンスが極度に低下した結果、急遽によるものでした
KTウィズは同時に、元日本ハムのアンドリュー・スティーブンソンを新たに獲得したことも明らかにしました
35歳となったロハスJr.は、KBOでの6年間のプレー歴を持ち、多くの成功を収めてきました
特に2020年には、年間47本塁打、135打点を記録し、二冠王に輝く成績を残しました
また、阪神タイガースでも活躍し、多くの期待を集めました
しかしながら、阪神在籍時にはパフォーマンスの低下が見られ、打率.220、17本塁打、48打点という成績で退団
メキシコリーグを経て復帰したKTウィズでは、2024年に打率.329、32本塁打、112打点を記録し復活を果たしましたが、2025年の成績は急激に下降
特に直近10試合では打率.053と深刻な不振に陥りました
KBOでは1チームが3人まで外国人選手を契約できるため、KTウィズはスティーブンソンを獲得するためにロハスJr.の契約解除に踏み切ったことが背景にあります
韓国メディアは、KTウィズの決断を「情に流されず冷静だった」と評価しつつ、大きな心理的負担を伴ったと報道しています
ロハスJr.は、韓国球史にも名を刻んだ選手であり、突然の退団には衝撃が広がっています
今後、彼がどのような道を歩むのか、注目されるところです
KTウィズがロハスJr.との契約を解除したことは、プロスポーツ界の厳しさを浮き彫りにしています。選手としての実績があるにもかかわらず、パフォーマンスが期待に応えられず、契約解除に至ったことは選手にとって辛い現実です。新たに獲得したスティーブンソン選手が今後どれだけチームに貢献できるかも注目されます。
キーワード解説
- KBOとは?韓国プロ野球の略称で、韓国国内で行われるプロ野球リーグを指します。
- 外国人選手とは?他国でプレーする選手のことで、KBOでは1チームに3人まで契約できるルールがあります。
- 打率とは?打者が打席に立った回数に対して、ヒットを打った回数の割合を示す数字で、高いほど良い成績とされます。
- OPSとは?出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の攻撃力を示す重要な数値です。

