菅野智之と鈴木誠也、米メジャーリーグで感動の再対決

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◆米大リーグ カブス3―4オリオールズ(2日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド) オリオールズの菅野智之投手(35)が、敵地でのカブス戦に先発し、5回を投げ切って5安打3失点という結果を残しましたが、勝敗は決まりませんでした

対するカブスの鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」としてフル出場し、NPB(日本プロ野球)時代以来4年ぶりに対戦が実現しました

菅野と鈴木の対決は、米国での初めてのものです

第1打席では、鈴木が初球のカットボールを捉えるも、シカゴ名物の強風により、打球はホームランまで到達せず中飛となりました

「初球からしっかり狙っていたが、コントロールも良かった」と鈴木は振り返ります

第2打席では、7球の攻防の末に四球を取得し、第3打席では直球に対して二ゴロに倒れました

鈴木は「良い球だった」と高く評価しました

一方の菅野は、「今日こうして対戦できるなんて夢のようだ」と感慨深げに語りました

NPB時代には鈴木との対戦で通算75打数中20安打を記録し、打率は2割6分7厘

特に、菅野は鈴木に対して2021年には全ての試合で本塁打を許した経歴があります

両選手は、2017年のWBC(ワールドベースボールクラシック)でも共に戦った経験があります

鈴木について、菅野は「調子が良くない中でも果敢に振ってくる

改めてすごいバッターだと思った」とその実力を評価

カブスの今永昇太投手(31)も、この対決に注目しており、「巨人時代と変わらない投球を見せている

コントロールも良い」と語りました

菅野は、来週のレッズ戦に登板が予想されています

菅野智之選手と鈴木誠也選手の対戦は、両者にとって素晴らしい経験でした。互いに日本での戦歴があり、彼らの対決がメジャーリーグで実現したことは、多くの野球ファンにとって喜ばしい出来事です。菅野選手の投球や鈴木選手の打撃は、今後の試合でも見逃せないところです。
キーワード解説

  • カットボールとは?:投手が球を握る際に、通常の直球よりも横に回転をかけたボールで、打者にとっては難しいボールとなります。
  • 四球とは?:打者が無死または一死の状態で、投手が故意でなくてもボールが多く投げられ、打者が一塁に進むことができる状況を指します。
  • WBCとは?:ワールドベースボールクラシックの略称で、国別対抗の野球大会です。
  • NPBとは?:日本プロ野球の略称で、日本のプロ野球リーグを指します。

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