ベストローテーションの選出
中嶋氏は、開幕投手に西武やレッドソックスで活躍した松坂大輔氏(49)、2番手に元オリックス・阪神の星野伸之氏(59)を挙げました選手選びの意図
速球派の怪物右腕である松坂氏の後に、スローカーブを武器とする星野氏を選んだ理由について中嶋氏は、「左ピッチャーというのもありますし、1戦、3戦の間でピッチングスタイルを変えたい」と説明しましたこのように異なるタイプの投手を起用することで、相手チームに対して効果的に戦う狙いがあります
中嶋氏と星野氏のエピソード
中嶋氏が星野氏との間で生まれた逸話についても触れられました1990年9月20日の日本ハム戦(東京ドーム)で、中嶋氏は星野氏のスローカーブを手で素手キャッチし、その返球が投球よりも速かったというエピソードがあります
この瞬間、両軍のベンチや客席は大いに盛り上がり、星野氏は苦笑いしたそうです
中嶋氏は、当時のことを振り返り、「星野氏はこれをネタにしており、かなり話が膨らんでいます」と楽しそうに語りました
中嶋聡氏が選ぶ理想の投手陣は、異なるタイプの選手を揃えることの重要性を示しています。特に松坂氏と星野氏の起用は、攻撃的な戦略に基づいており、新たな試合運びを期待させるものです。また、彼の昔のエピソードも交えたトークは、視聴者の心を捉えました。
キーワード解説
- ベストローテーションとは? → 野球における「ベストローテーション」とは、チーム内の投手を戦術に応じて理想的に配置することを指します。特に、スタートする選手の順番やタイプによって相手チームを惑わせる策略が含まれます。
- スローカーブとは? → スローカーブとは、投手が投球する球種の一つで、比較的遅いスピードで投げられるカーブボールです。バッターにとっては、速球と異なるタイミングで球が来るため、打ちにくくなります。

