これにより、チームは連敗を3で止めることに成功した
試合は、日本ハムの達との息詰まる投手戦となり、両チームともに得点が入らない緊迫した展開が続く中、0―0の4回に今井は無死一、二塁のピンチを迎えた
しかし、レイエスを右前打で出塁させて無死満塁の状況に苦しむも、続く矢沢を外角低めのチェンジアップで一ゴロに抑え、併殺を成立させた
さらに、梅林も155キロの直球で空振り三振に仕留め、この回を無失点で乗り切った
5回以降は、今井は7回まで3者凡退に抑え、日本ハムに流れを渡さなかった
試合結果として、7回を投げ115球で、1安打無失点、11奪三振、4四死球を記録した
これにより防御率は1.76に上昇した
試合後のインタビューで今井は、『今年では1番こう投げてて良かったかなと感じています
マウンドの立ち方や、力の抜き具合、イニングの最中にキャッチボールをしながら修正していくという点が印象的でした
マウンドのイメージも非常に良く、やりやすかった
無失点で終われたので良かったです』と振り返った
また、今井は『打たれることや打たれないことではなく、自分の感覚的に良くない状態が今年は続いていました
去年とは違って、自分の体のコンディショニングをしっかり把握し、今年はそれにあった使い方ができていなかった
今日やっとその修正ができたように思います』と語った
西武の今井達也投手の素晴らしい投球は、チームの連敗を止めただけでなく、自身のコンディショニングや投げ方についても新たな気づきを与えました。今後の試合に向けても期待が高まります。
キーワード解説
- 奪三振とは?:ピッチャーがバッターを三振に取ることを指し、その数が多いほどピッチャーの支配力が高いことを示す。
- 防御率とは?:投手がどれくらい得点を許したかを示す指標で、1試合あたりの失点数を示す。低いほど優秀。

