巨人・田中将大投手が98日ぶりの1軍登板で魅せた好投と先制点

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◇セ・リーグ 巨人―ヤクルト(2025年8月7日 東京D)巨人の田中将大投手(36)が、8月7日のヤクルト戦(東京ドーム)で今季4試合目の先発登板を果たした

田中はこの試合で約98日ぶりの1軍復帰を果たし、3回まで見事な完璧な投球を披露した

この試合での対戦相手は、同じくレジェンドであるヤクルトの石川雅規投手(45)

彼は日本プロ野球(NPB)通算188勝を誇り、今季ここまで2勝を挙げている

石川投手は、なんと24年連続勝利という驚異的な記録を持つ投手で、両者の対決はファンにとって見逃せない歴史的瞬間となった

田中投手は楽天から移籍後の初めてのバッテリーを岸田捕手と組んでスタート

初回から3者凡退の好スタートを切り、2回には「令和の3冠王」と称される村上選手をスプリットで空振り三振に仕留めるなど、素晴らしい投球を続けた

3回には、下位打線を再度3者凡退に抑え、彼の調子が戻ってきたことを示した

そして、0-0の均衡が続く中、3回の打席で田中選手は先頭打者として登場

石川投手が投じたシンカーを捉え、左中間へ鋭い二塁打を放った

若林選手の右飛でタッチアップし三塁へ進むと、泉口選手の左前適時打で先制のホームインを果たした

これにより、チームにとって重要な先制点となった

この日の田中選手の安打は、彼が楽天時代の2021年6月5日以来1524日ぶりのもので、通算5安打目となる

また、二塁打は2013年6月9日の巨人戦以来4442日ぶりのもので、特別な意味合いを持つ一打となった

今回の試合は田中将大選手の帰還を祝うかのような精彩を放ったものとなりました。彼の投球力やバッティングセンスはさすがの一言です。また、長く続くプロの世界では、年齢を重ねることは避けられませんが、彼のパフォーマンスはそれを感じさせないものでした。これからのさらなる活躍にも期待が高まります。
キーワード解説

  • NPBとは?日本プロ野球(Nippon Professional Baseball)を指し、国内で行われるプロ野球リーグのことです。
  • スプリットとは?スプリットフィンガーファストボールの略で、速球というよりも変化球の一種で、投球時にボールを握る指の部分の形で変化を生む球種です。
  • 3冠王とは?打率、本塁打、打点の3部門でリーグの一位に輝いた選手を称える言葉で、非常に優れた打撃力を持つ証拠といえます。

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