巨人・田中将大、3カ月ぶりの先発も惜しくも勝利ならず

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(セ・リーグ、巨人2-3ヤクルト、16回戦、巨人11勝5敗、7日、東京D)巨人のエース・田中将大投手(36歳)が約3カ月ぶりに1軍の先発ピッチャーとしてマウンドに立ったが、日米通算199勝には届かなかった

田中は104球を投げ、5回⅔で3安打2失点(自責点1)という内容であった

試合は田中の投球内容を評価する声もあったが、彼自身は「自分の中で春先とは違う手応えを感じていて、やってきたことの積み重ねが出せた」と語りつつ、4四球を出してしまったことを悔やんでいた

四球とは、バッターがボールを四回も見逃して出塁することで、投手にとっては好機を与える失策である

また、田中は二回に村上選手から、五回には満塁の場面で内山選手からスプリットで空振り三振を奪い、「バッターの反応もそうですし、自分の感じている手応えもあった」と振り返った

しかし、2-1の六回には失策から2死一、二塁に追い込まれ、降板

この場面で後続の船迫が同点打を許し、田中の勝利投手の権利は消えた

さらに、田中は打撃でも魅せた

第1打席には左中間を破る二塁打を放ち、その後の泉口選手の打球で先制のホームを踏んでいる

これは楽天時代の2021年以来、通算5本目の安打であり、田中は「たまたま今日はいい結果になりました

練習を積み重ねてきたことが自信になっている」と語った

試合は、セ・リーグ2位のチームの連勝が3でストップし、借金が1となった

試合後、阿部監督は田中の力投を称賛しつつも、「フォアボールも多くてちょっと重くなっちゃった」と指摘した

田中将大投手が3カ月ぶりに先発した試合では、内容は評価されつつも勝利には至らなかった。フォアボールが多く、流れをつかみきれなかったことが悔やまれる。彼の投球は力強く、今後の活躍が期待される。
キーワード解説

  • フォアボールとは?:バッターがボールを四回見逃して出塁することで、投手にとっては好機を与える失策のことを指します。
  • スプリットとは?:投手が使用する変化球の一種で、球が急激に落ちる特徴を持っています。打者にとっては打ちにくい球です。
  • 先発ピッチャーとは?:試合の最初に登板する投手のことで、試合の流れを大きく左右する重要な役割を担っています。

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