しかし、2点ビハインドの8回途中で降板し、今季4勝目を挙げることはできなかった
この試合では、両チーム無得点で進む中、2回に広島の坂倉が三塁内野安打を放ち、続く二俣が右翼に二塁打という快打を見せ、その後、育成出身でこの日がプロ初スタメンとなる8番・前川が149キロの直球を左中間にはじき返し、2点を先制する適時二塁打を浴びる展開となった
これにより、マラーは試合の流れを変える伏兵の一打に苦しむこととなった
ただし、3回以降は広島打線に得点を許さず、反撃を待ったが、味方の打線からの支持を得られず、8回2死一、二塁の場面で降板という形になった
マラーは今季13度目の先発となり、広島戦では過去4度登板して2敗、防御率は3・91に設定されていた
今回も赤ヘル軍団から初の勝利を目指したが、それには至らなかった
中日のカイル・マラー投手は好投を見せるも、勝利には結びつかずチームの厳しい状況が続いている。今後の試合での打線の奮起が求められる中、マラー自身の成績向上も期待される。
キーワード解説
- マラーとは?プロ野球選手のひとりで、中日ドラゴンズに所属する投手。
- 防御率とは?投手が許した自責点を、投球回数で割った数値。これが低いほど優れた投手とされる。
- 育成出身とは?プロの選手として育成契約を経て、試合出場の機会を得た選手のこと。

