この日の試合では、前川が前日から打順を二つ上げて「6番・二塁」でスタメン出場し、重要な役割を果たした
試合のハイライト
前川選手は、3打席目に中日投手・高橋宏からカットボールを打ち返し、中前に運ぶことでランナーを進めることに成功前川はこの打席について、「とにかくランナーを進めようと思って打席に入りました
三振だけはしないように思い切って振りました」と語り、冷静な判断力を示した
打席ごとの対策と修正
前川選手は、5回の打席では全球変化球に対して3球三振を喫したものの、その経験を生かし、2打席目の対策を立てて次の打席に臨んだ彼は、「2打席目に変化球でやられていたので、変化球を頭に入れながら打ちにいった
修正できたのはよかった」と反省と成長を語った
9回の挑戦
9回には、中日の守護神・松山と対峙1死二塁の場面で、彼は150キロを超える直球やフォークボールに粘りを見せ、9球を投げさせた
結果は二ゴロに倒れるものの、「絶対三振だけはしないように」とこだわり続けたのは、そのバットコントロールの賜物だ
成長への意気込み
試合を振り返り、前川選手は「こうやっていいピッチャーと対戦できているのは、自分にとって非常に良いこと1打席1打席が勝負なので、もっと修正していきたい」と語り、今後の成長に向けた強い決意を示した
今回の試合で前川選手が見せた対応力や修正能力は、若手選手にとっての模範となる行動です。特に、高いレベルのピッチャーに対しても恐れずに向かっていく姿勢は注目に値します。これからの成長がますます楽しみです。
キーワード解説
- 対応力とは?選手が状況に応じて適切に行動する力のことを指します。バッティングにおいては、ピッチャーの投球に対応する能力が求められます。
- カットボールとは?投球の一種で、通常の直球よりも少しカットして投げられるボールのことです。打者に右方向に変化する印象を与えることが特徴です。
- バットコントロールとは?バットを打つ際に、自分の思うように動かす能力のことです。このコントロールの良さによって、球を打ち返す精度や方向性が決まります。

