広島戦で阪神・大竹耕太郎投手が7失点、心の隙が招いた乱調の原因とは

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「広島9-2阪神」(12日、マツダスタジアム)で行われた試合において、阪神・大竹耕太郎投手が期待に反して今季最悪の7失点を喫し、2敗目を迎えた

これにより、防御率は0.99から上昇することになった

デイリースポーツ評論家の西山秀二氏は大竹投手が広島打線に好相性を誇っていたため、心の隙が生じた可能性があると指摘している

試合の振り返り

大竹投手は初回、簡単に3人を抑えたものの、その際に投げた緩いスローボールに西山氏は「嫌な予感」を感じたという

スローボールは通常速い球によって相手バッターのタイミングを外すための選択肢であるが、この日は大竹の腕の振りが緩かったため、打者には投球の予測が立ちやすかったという

その影響で、スローボールを多用することとなり、結果的に打者に打たれる要因になってしまった

スローボールの投球技術と大竹の課題

スローボールは変化球の一種で、通常の速球に比べてスピードが遅く、打者がタイミングを外すのに利用される

しかし、西山氏はこの日、大竹がスローボールを投げる際に必要な速い腕の振りができていなかったとコメント

これにより、スローボールの威力が欠け、逆に相手バッターに打たれやすくなったと述べた

教訓と今後の展望

大竹投手は若い選手たちの手本ともなるべき存在であり、その姿勢から学ぶべき点が多い

西山氏は、今後もスローボールを活用していく際には、「腕を振る」ことの重要性を再認識すべきだと強調した

現在の阪神チーム状況としてはタイトル争いにも影響を与えかねない試合であったため、シーズンの終盤に向けてしっかりとした調整が求められる

今回の試合では、大竹投手が好相性を誇る広島打線に対して、心の隙が生じたことで逆転を許し、7失点という結果になった。西山氏の指摘するように、スローボールの技術に改善が必要であり、若手への影響を考えると、今後の成長が期待される。
キーワード解説

  • スローボールとは?バッターのタイミングを外すための遅い球であり、一般的には速い球と組み合わせて使われる。
  • 防御率とは?投手が何点失点したかを示す指標で、数が低いほど良い投手とされる。

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