金刃氏は、特に2013年に楽天が日本一を達成した際の星野監督との思い出を振り返り、感謝の意を表しました
投稿では、「1月4日は星野仙一元監督の命日」と始め、星野監督が胴上げされている写真を掲載しました
星野監督は金刃氏にとって、楽天時代の恩師であり、彼のキャリアにおいて大きな影響を与えた存在です
金刃氏は、立命館大学から2006年のドラフトで希望入団枠(逆指名制度)を利用し、巨人に入団しました
しかし、一軍出場のなかった2012年のオフに楽天にトレードされました
星野監督との最初の会話を振り返り、「トレードが決まり、『よう来たな! おまえまだいけるから信じてついて来い!』と激励の言葉を頂きました」と語りました
移籍初の一軍昇格時には、星野監督から「今日からサイドスローな! パ・リーグは左(打者を)抑えないと優勝出来ん! おまえも生き残れん!」と、いきなりサイドスローへの転向を指示されました
金刃氏はそのときの影響を感じ、「むちゃくちゃなことを言われたが、おかげで日本一とキャリアハイにつながった」と振り返りました
金刃氏は、楽天に移籍した2013年に39試合に登板し、リーグ優勝と日本一に貢献しました
2016年にはキャリアハイの54試合に登板し、プロ通算216試合を記録しました
引退後は楽天の球団職員を務め、昨年12月には仙台6大学野球の東北学院大学に「ピッチングコーディネーター」として就任したことを発表しました
金刃氏が星野監督への感謝の気持ちを表現したことは、プロ野球界において人のつながりの大切さを再確認させます。また、トレード後の成長と成功が監督の指導によるものであることが、金刃氏の回想から伝わってきます。
キーワード解説
- サイドスローとは?サイドスローは、投手がボールを投げる際に、腕を肩と平行かそれ以下の高さで振る投げ方の一つです。これにより、打者にとっては独特の角度からのボールが来るため、打ちづらくなるとされています。