プロ野球 巨人、阪神に今季11度目の完封負け
2025年8月16日、東京ドームで行われたプロ野球の試合において、読売ジャイアンツ(巨人)は阪神タイガースに0-3で敗北しましたこれで、巨人は今季11度目の完封負けを喫し、成績は52勝52敗3分けとなり、貯金が消滅しました
一方、阪神の勝利によりその優勝マジックは2つ減り「24」となりました
この試合は「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」として行われ、巨人の全選手が背番号「3」のユニフォームを着用しました
試合は初回に阪神の3番打者・森下が17号2ランを放つなど、巨人の先発・井上は3回までに5安打3失点と早々にKOされました
対する巨人の打線は阪神の先発・村上に対して苦戦を強いられ、試合を通じてわずか2安打に終わりました
復帰した岡本は無安打に抑えられ、チーム全体が阪神の投手陣の前に沈黙を守りました
井上は今季17度目の登板を果たしましたが、3勝6敗、防御率3.31という成績を残す結果となりました
前回の登板である7月31日の中日戦では、4回1/3を投げて8安打3失点という内容で、以降は8月1日に登録抹消されていました
最後に勝利を挙げたのは5月21日の阪神戦で、その後は6連敗を喫しています
試合のポイントとなったのは、巨人が初回に阪神から先制を許すことで、その後の流れを変えられなかった点です
特に、阪神先発・村上は巨人打線を完封し、自身が持つ防御率も向上させる勝利を飾りました
これで巨人は阪神に対して6勝14敗と大きく負け越しており、シーズン最終盤に向けての厳しい戦いが続くことが予想されます
今回の試合は巨人にとって非常に厳しい結果となりました。特に阪神との対戦で勝ち越せない状況が続いており、これが精神的な影響を与えているのかもしれません。打線が沈黙し、安打数がわずか2本とこれでは勝てる要素が見当たりません。監督や選手たちは、この結果をどのように受け止め、今後の試合に生かすのかが重要なポイントです。
キーワード解説
- 完封負けとは?野球における「完封負け」は、相手チームに得点を許さず、自チームが得点できなかった試合を指します。これは投手が非常に優れたパフォーマンスを発揮したことが要因であり、相手打線を抑えることが必要になります。
- 防御率とは?防御率は野球において、投手がどれだけRUNを許したかを示す指標で、通常は自責点(自分の責任で得点された得点)を投球回数で割り、9を掛けて算出します。これが低ければ低いほど、投手は優秀とされます。

