広島、森下の投球で8連敗を脱出

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 「広島5-3ヤクルト」(16日、マツダスタジアム)において、広島東洋カープが待望の勝利を収めた

特に注目を集めたのは、森下暢仁投手の快投とモンテロ、ファビアンのアベックアーチである

森下は8連敗状態から反発し、久々の勝利をもたらした

森下の投球内容

 デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は、森下が不安定な序盤を乗り越え、見事に6勝目を手にしたことを評価した

特に、森下は試合中に自身の感情をさらけ出し、モンテロのホームラン時にベンチでバンザイする姿が印象的であった

安仁屋氏は「こういう喜ぶ姿をマウンドでも見せてほしい」と期待を寄せた

試合の流れ

 試合は二回にヤクルトの村上主将の本塁打で先制されるも、広島は六回にモンテロが勝ち越しのホームランを打ち、さらにファビアンが2ランアーチを叩き込むことで、一気に点差を広げた

これにより、チームとしても「やっと勝てた」という感慨が生まれた

森下の投球課題

 ところで、森下の立ち上がりの投球には課題もあった

直球がシュート回転し、コントロールを欠く場面が見られた

シュート回転とは、投球時にボールがバットに飛び込むように回転することで、野手にとって打ちやすくなってしまう

特に左打者への内角球や右打者への外角球において、それが顕著であった

今後の期待

 森下は四回から立ち直り、直球が150キロを超えるなどの好投を見せた

安仁屋氏は「マウンドでのパフォーマンスにも期待したい」と述べ、自身の感情をさらけ出すことでチームの士気向上にもつながると提言した

今回の試合で森下は、ピッチングだけでなく感情表現でもチームに貢献できるということが示されました。勝利への道のりにはチーム全員の協力が不可欠ですが、投手として自らの感情を出すこともまた重要です。周囲への影響が大きいだけに、今後の試合に期待がかかります。
キーワード解説

  • アベックアーチとは?:同じ試合で同じチームの2人の選手が同時にホームランを打つことを指します。
  • シュート回転とは?:投球時にボールがシュートのように回転し、コントロールを失う現象です。この回転によって当たりやすくなることがあります。
  • 肝心の投球とは?:試合において、投手の重要な投球が重要であるということを指します。特に、リズムを作ったり、相手打者を抑えるためには必要不可欠です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。