阪神は9回に入り、2点リードの場面で岩崎投手が連打を浴び、無死一、二塁というピンチを迎えた
ここで巨人は代打・増田大選手を送り込むと、阿部監督は犠打を指示した
バントの打球は三塁線に転がったが、阪神の三塁手である佐藤輝選手はタイミングを見極めて捕球を見送った
この判断が功を奏し、ボールはファウルラインを越えた
この場面で仮に捕球していれば、1死二、三塁や無死満塁の危険な状況が生まれる可能性が高かった
佐藤の勇気ある判断によって同点の危機を免れ、岩崎はその後、増田大選手をスリーバントで打ち取り、続くバッターも抑え試合を締めた
さらに佐藤選手は第2戦でも守備で三つの邪飛を好捕するなど、その守備力を発揮している
この九回のプレーは、勝利を左右する重要な瞬間となった
阪神の選手たちの冷静な判断とプレーが勝利に繋がったことは、試合の重要性を再認識させます。特に、佐藤選手の判断は試合の流れを変える大きな要因となりました。今後もこうした好判断が続くことが期待されます。
キーワード解説
- 犠打とは？：打者がバントを行い、走者を進めるために自らアウトになることを指します。
- バントとは？：ボールを軽く打って進塁を狙う打法のことです。
- ファウルラインとは？：野球において、内野と外野を分けるラインで、これを越えると打球はファウルとなります。
