この日は、力強い腕の振りで30球を投じ、投げられる喜びを感じた表情には自然と笑みがこぼれた
「痛みがあるのは当たり前」と冷静な様子を見せつつも、練習ができる身体に感謝の思いを口にした
復帰までの道程
近藤選手は、3月13日のソフトバンクとのオープン戦で登板中に右肩に違和感を覚え、その後の投球練習では異変を察知した杉内投手チーフコーチに強く止められたが、降りる気はなかったと語る初球は136キロの直球であったが、その後阿部監督がマウンドに来て交代を告げられた
過去の経験を活かして
近藤選手は、2020年にはオリックス時代にトミー・ジョン手術を経験したこともあり、それを乗り越えてきたベテラン選手である通算204登板を誇る彼は、今後について「正直、残された時間は少ない」と心情を明かしつつ、シーズン中に再び1軍のマウンドに上がることを強い意志で願っている
ファンへの感謝
また、彼は「みんなに支えられてここまで来た」とファンやチームメイトへの感謝の気持ちも忘れないその言葉には、彼のプロ選手としての真剣な姿勢と責任感が表れており、再び大舞台での活躍が期待されている
次のステップへ向けて
近藤選手は、全力を尽くす姿勢を持ちながら、今後の練習を積んでいく意向を示している「いけるってGOサインを出したら、ライブBP（実戦形式の練習）にも参加でき、そのままゲームに臨むことができるようにしたい」と話す
強打者と真っ向から対決し続けた彼の勇姿が、再び見られる日が待ち望まれる
近藤選手の復帰に向けた努力は多くのファンの期待を集めています。リハビリを経て投球練習を再開する姿から、彼のプロ選手としての強い意志が感じられ、今後の活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説
- ブルペンとは？：ブルペンとは、試合中に投手がウォーミングアップや練習を行う場所のことを指します。選手が試合前や交代前に準備を整えるための場所です。
- トミー・ジョン手術とは？：トミー・ジョン手術とは、肘の靭帯を再建するための手術名。特に競技者に多く行われ、適切なリハビリを経て復帰することが多いです。
