ソフトバンク・柳田悠岐、約4カ月半ぶりに実戦復帰の見通し

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福岡ソフトバンクホークスの外野手、柳田悠岐(36)が、右脚負傷により約4ヶ月半の離脱を経て、実戦復帰の見通しが立ったことが分かった

柳田の復帰は、29日から始まるウエスタン・リーグ広島との3連戦(タマスタ筑後)で予定されている

状況次第では、レギュラーシーズン中の一軍復帰も視野に入っている

柳田は4月11日のロッテ戦で自打球が右すねに当たり、途中交代

その後、「右脛骨骨挫傷」との診断を受け、12日に出場選手登録が抹消された

球団からの発表では、5月上旬には競技復帰が見込まれていたが、患部の痛みが長引いてリハビリが難航した

8月に入ると、リハビリの強度が上がり、実戦に向けた調整が進められるようになった

離脱中の主力選手では、首に痛みが生じた栗原陵矢内野手(29)が7月3日に登録を抹消後、8月12日に実戦復帰しており、現在は2軍での試合に出場している

小久保監督は、柳田および他の選手の一軍復帰時期について、「いつとは決めていないが、ここまでにという目標は立てている」と語り、選手の状態を見極めながら柔軟に対応する考えを示している

また、4月18日の西武戦で左肩を痛め、30日に手術を受けた正木智也外野手(25)は、8月20日に約4カ月ぶりにフリー打撃を再開

復帰までの見込みが5、6カ月とされている中、順調に進むと9月中旬にも実戦復帰が期待される

ソフトバンクは開幕から主力選手が大量離脱し、5月1日には借金7の最下位に苦しんでいたが、若手選手らの活躍により驚異的な巻き返しを見せ、7月29日には日本ハムを抜いて首位に立った

8月20日現在で貯金30を記録しており、首位争いを続けている中で、9月には主力選手の復帰が重なり、ポストシーズンに向けた準備が進むことが期待される

柳田選手の復帰が近づいているというニュースは、ソフトバンクファンにとって明るい材料だ。主力選手の故障離脱が影響した開幕からの低迷を経て、チームは驚異的な巻き返しを見せているため、再び攻撃力を向上させるスター選手の復活は、大きなプラス材料となるだろう。特に、若手選手たちの成長も期待され、どのようにチームが進化していくのか非常に楽しみである。
キーワード解説

  • 実戦復帰とは?: 実際の試合に参加することを指します。リハビリを終えた選手がプレーして、体の状態を確認する機会です。
  • 脛骨骨挫傷とは?: 脛骨は足の骨の一つで、骨にひびや損傷が起きている状態です。痛みを伴い、動きが制限されることがあります。
  • フリー打撃とは?: 野球における練習方法の一つで、ピッチャーが投げる球をバッターが自由に打つことができる練習です。この練習によって選手はタイミングをつかみ、スイングを調整します。

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