日本ハム伊藤とソフトバンクモイネロ、釣り談義で前哨戦を盛り上げる

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<日本ハム-ソフトバンク>◇23日◇エスコンフィールドで、日本ハムの伊藤大海投手(27)が、24日に先発を務めるソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)との少し奇妙な“前哨戦”を展開しました

試合前の練習中、左翼ブルペンにいたモイネロに近づいた伊藤は、しばし談笑を交わしました

伊藤は「さっきしゃべってたんですけど『もういいよ』って(笑い)」と、互いに今季5度目のマッチアップを前に苦笑いで語りました

興味深いことに、会話の中心は24日の試合そのものではなく、釣りの話だったと言います

両者とも釣りが大好きで、モイネロも伊藤同様に海釣りを好むとのこと

「釣り一緒に行こうよ」という言葉を交わし、日程調整にまで言及していましたが、肝心の釣り場の候補までは決まらなかった様子です

伊藤は「その“決戦の場所”によるんじゃないですか」と、不敵な笑みを浮かべました

この日の談笑は、両者の健闘を誓い合うエース対決の“前哨戦”とも言えます

24日に行われる第3戦は、今後のペナントレースの行方を決定づける可能性がある大一番です

伊藤は今季ここまでモイネロとの対戦成績が1勝3敗と苦しんでおり、「慣れないです」としながらも、「でもやっぱ(モイネロとの投げ合いは)愉しいのは愉しいので

勝って、もっと愉しいっていう状態で終われたらなと思います」と意気込みを見せました

前回登板では17日に双方が先発し、伊藤が7回100球、モイネロが7回103球を投げ、共に余力を残しつつ注目の一戦に備えてきました

今後、盛り上がること間違いなしの投手戦が繰り広げられる中、釣り談義がこの“決戦の場所”の行方にどのように影響を及ぼすのか、ファンの期待が高まります

伊藤選手とモイネロ選手の釣り談義は、試合前の緊張感を和らげるだけでなく、彼らの人間味も感じられるエピソードです。釣りという共通の趣味を通じて、ライバル同士の絆が深まる様子が見受けられ、スポーツの中に息づく友情の一面を伺わせます。一方で、今後のペナントレースにどのように影響が出るのか注目したいところです。
キーワード解説

  • エースとは?:チームの中で最も優れた投手のことを指し、重要な試合で先発することが多い選手。
  • ブルペンとは?:ピッチャーが試合中に投球練習をするための場所で、先発やリリーフ投手がここでウォーミングアップを行います。
  • ペナントレースとは?:プロ野球のシーズン全体を指し、各チームが優勝を目指して競い合うこと。

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