オリオールズ・菅野智之、8試合ぶりに黒星を喫す

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オリオールズ・菅野智之、連勝ストップで8試合ぶりの黒星

◆米大リーグ オリオールズ3―4レッドソックス(25日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク) オリオールズの菅野智之投手(35)は、レッドソックスとの試合に先発し、6回を投げて6安打4失点という成績を残した

この結果、菅野は今季6敗目(10勝)を喫し、自身の連勝記録は4で止まり、8試合ぶりの黒星となった

菅野の投球は87球で、最速は94・5マイル(約152・1キロ)を記録した

菅野にとって、同じ相手に2試合連続で先発するのはメジャーで初めての経験だった

この試合では、新人捕手バサロと初めてバッテリーを組んだ

ゲームが始まると、初回にレッドソックスの1番バッター、アンソニーに直球を捉えられ、先頭打者アーチで早々に先制を許した

その後も菅野は安定した投球を見せ、味方が同点に追いついた後の3回には、打者を次々と打ち取り、2アウト後に一塁強襲の安打を許すも無失点で切り抜ける

しかし、5回には連打を浴びてピンチが訪れ、1死一・二塁の場面でデュランにスプリットを捉えられ、バックスクリーンに打たれた

この瞬間、菅野は大きなショックを受けた

6回にはトップバッターの吉田を打ち取り、三者凡退で終えるが、その後の攻撃に援護がなく、オリオールズは敗戦を重ねることとなった

前回の試合、同じレッドソックス戦では好投を見せていたが、連勝を伸ばすことは叶わなかった

菅野は、今月14日に日本人ルーキーとして10勝目を挙げて以来、8月に入ってからの成績は非常に良く、この日までに防御率は2・01を記録しており、自信を深めていた

試合後には、「うまくいかない原因を追求し、克服できたと思っている」と振り返り、次の対戦に向けて意気込みを見せていた

菅野智之投手がレッドソックス戦で8試合ぶりに黒星を喫したことは、彼の投球に影響を及ぼす可能性があります。今季の好調な成績を持っていた彼にとって、連敗は心に影響を与えるでしょう。しかし、この敗戦を糧に次の試合ではさらなる成長を見せてくれることを期待したいです。
キーワード解説

  • スプリットとは?スプリットは投手が投げる変化球の一種で、ボールが投げられた後に急激に落ちる特長があります。この球種は打者にとって非常に打ちにくくなります。
  • フォーシームとは?フォーシームは投手が投げる基本的な直球で、四つの seam(縫い目)を利用して投げます。この球種は球速が速く、コントロールがしやすいのが特徴です。
  • 三者凡退とは?三者凡退は守備側が三人の打者を続けてアウトにすることを指します。この状況はピッチャーが非常に良い投球をしていることを示します。

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