石川柊太、ロッテ移籍後のキャンプで先発ローテーションに向けた準備を進める

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ソフトバンクからFA権を行使してロッテに加入した石川柊太選手が、新たな環境でのキャンプを通して先発ローテーション定着を目指している

吉井理人監督は、彼を「先発ピッチャーとして1年間投げてくれる投手」と評価し、ロッテ・マリーンズにとって欠かせない存在であると指摘している

新しい環境へのアジャスト

石川は、自身のパフォーマンスを最大限発揮するためのカギが環境への適応にあると考えている

彼は、「まずは環境面でしっかりとアジャストしていくことが一番大事ではありますけど」と述べ、続けて「自身のコンディション作りが一番重要な部分かと思っています」と強調した

本拠地ZOZOマリンスタジアム

今季から石川の本拠地となるZOZOマリンスタジアムについて、過去の成績が示す通り、彼との相性は非常に良い

ソフトバンク時代には、同球場で12イニングを投げ、無失点で2勝を挙げるなど優れた成績を残している

プロ通算でも18試合で7勝を挙げ、防御率は2.47を記録しており、2017年以降は一度もマリンでの黒星がない

自己分析とパフォーマンス向上への取り組み

昨季の投球内容について言及した石川は、63回1/3を投げ与四球は12と安定した数字を残している

この成績の理由を「メカニック的に見直し、自分との照らし合わせに集中したこと」とし、ストライクゾーンの重要性についても触れた

「四球を出すくらいなら打たれた方がまし」と彼は語り、反省を続ける姿勢を示している

チームメートとの連携

今季は、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指す佐々木朗希や、規定投球回に達した小島和哉を含む仲間たちと共に、先発ローテーションを支える役割を担うことが期待されている

石川は得意のマリンスタジアムの風を活かし、キャリアハイを記録することを目指す

取材・文=岩下雄太石川選手の移籍後の取り組みや自己分析に注目することで、観客は彼がどのようにパフォーマンスを向上させていくのかを一層理解できる。ZOZOマリンスタジアムでの投球による期待感も高まる。
キーワード解説

  • ZOZOマリンスタジアムとは?プロ野球の千葉ロッテマリーンズの本拠地で、特徴的な風が投手にとってのアドバンテージとなる球場です。

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